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ロザリンド・ブリューワー(Photo by Paul Morigi/WireImage for Tommy Hilfiger)

ドラッグストアチェーン大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は1月26日、次の最高経営責任者(CEO)に、スターバックスの最高執行責任者(COO)を務めるロザリンド・ブリューワー(Rosalind Brewer)を迎えると発表した。

ブリューワーは3月15日付で、現職のステファノ・ペッシーナに代わり、グローバルに展開する同ドラッグストアチェーンのCEOに就任する。ブリューワーはさらに、ウォルグリーンの取締役会メンバーにも加わる予定だ。

現在79歳のペッシーナは、2020年7月にCEOを退任する意向を明らかにしていた。ペッシーナは今回の人事でCEOの座を退き、取締役会長に就任する予定だ。

ウォルグリーンにとっては最大の個人株主でもあるペッシーナは、ブリューワーのCEO選任にも深く関わった。ブリューワーは広く尊敬を集める企業幹部であり、特にスターバックスでは、飲み物などの新メニューを導入しながら最新のテクノロジーを取り入れ、業績を立て直した功績で名高い。

ブリューワーがCEOになることで、ウォルグリーンは、20年にわたるリテールおよびコンシューマー向け事業の経験を持つベテラン経営者を迎え入れることになる。2017年3月にスターバックスで取締役の座に就いたブリューワーは、それ以前にはウォルマート傘下のサムズ・クラブで社長兼CEOを務めていた。

ウォルグリーンは1月26日夜の声明で、「ブリューワー氏はWBAに対して、多国籍企業で着実に築いてきたリーダーシップと事業運営の専門知識をもたらしてくれるはずだ。同氏は、戦略的開発、マーケティング、デジタルトランスフォーメーションとロイヤルティ、イノベーションとテクノロジー、サプライチェーンや店舗開発について豊富な経験を備えている」と述べ、さらにブリューワーの実績をこう紹介した。「直近では、スターバックス・コーポレーションの最高執行責任者、グループ・プレジデント、取締役会メンバーの役職にあった。同社でブリューワー氏は、成長戦略の加速やグローバルリーチの拡大、さらにはスターバックスの多様なステークホルダーすべてにとっての価値の創出に主要な役割を果たしてきた」

ブリューワーは、黒人かつ女性という意味でも、ウォルグリーンの歴史においてこれまでになかった存在だ。過去における同社のCEOは、全員が白人男性だった。

ウォルグリーンは米国最大のドラッグストアチェーンであり、全米50州とコロンビア特別区、プエルトリコ、米国領バージン諸島に計9000店以上の店舗を構えている。ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)はその持株会社で、ヨーロッパでも事業を展開している。

ペッシーナは声明で、「取締役会では、並外れたリーダーを見つけるため、手を尽くして調査を行なってきた。WBAのこれまでの成功実績を礎として、当社の多岐にわたる市場に存在する数多くの成長のチャンスを活用できるリーダーが必要とされていた」と述べた。「ブリューワー氏は、豊富な経験を持つ傑出した企業幹部であり、消費者行動が変わりつつある時期に、複数の組織を率いてきた。その手法は、顧客体験を向上させるイノベーションを導入し、最終的に持続可能で顕著な成長および価値創造を実現するというものだ。顧客や人材開発に焦点を当てた、妥協を許さない事業運営、デジタルおよびテクノロジー分野での変革に関する高度な専門知識は、企業として新たな章に入るWBAがまさに必要としているものだ」

翻訳=長谷睦/ガリレオ

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