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チェコ共和国出身の20代の起業家が設立した、Eコマースの在庫管理やロジスティクスを手がけるスタートアップ「Shipmonk(シップモンク)」が、Periphas Capitalから6500万ドルのエクイティ投資を獲得した。同社は昨年12月にも、Summit Partnersの主導で2億9000万ドル(約302億円)を調達していた。

Shipmonkは、Eコマースのフルフィルメントを行い、オンライン注文のためのソフトウェアを提供している。同社は、物理的なプロダクトを受け取り、世界中の施設にそれらを配置し、販売チャネルごとの流通を管理し、顧客の元に送り出す作業を担う。

同社のCEOのヤン・ベドナール(Jan Bednar)は、2018年のフォーブスの30アンダー30のRetail & Ecommerce 部門に選出されていた。Shipmonkは、様々な規模の1200社の顧客を数えており、そこにはBrüMateやLiquid IV、Cuts Clothing、FEAT、CatLadyBoxなどのブランドが含まれている。昨年、同社は1億5000万ドル以上の売上をあげていた。

チェコ共和国のプラハの北40マイルの小さな町、Mlada Boleslavの出身のベドナールは、16歳だった2008年に2週間のサマースクールに通うために渡米した。その後、奨学金を得て、ノースカロライナ州の高校でホッケーをプレーすることになった。

高校在学中に、ベドナールはアンダーアーマーやヴィクトリアズ・シークレットなど、当時のチェコ共和国では入手が困難で、高価だったブランドの商品を、アメリカで購入して母国の友人に送っていた。

高校卒業後、彼はフロリダアトランティック大学(FAU)に通い、ビジネスコンテストで優勝し、3万ドルの小切手を手にした。ベドナールはその後、別のコンペで優勝してアクセラレーターに入り、合計7万ドルの賞金を得て、最終的には米国の投資家ビザを取得した。

2015年に正式にShipMonkを登記して以来、同社は1000人の従業員を抱えるまでに成長した。会社の大部分はフロリダにあり、プラハには60人の小さなチームがある。フロリダ州ディアフィールドビーチに拠点を置くShipMonkは、2018年のシリーズAで1000万ドルを調達していた。

ShipMonkへの投資を主導したPeriphas CapitalのパートナーのSanjeev Mehraは、「彼らは十分なインフラを持たないEコマース企業の悩みを解決する企業だ」と述べた。「ShipMonkは、中小のビジネス向けにEコマース事業の基礎となるインフラを提供している。このインフラを活用して、企業はビジネスを拡大していける」と、彼は続けた。

編集=上田裕資

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