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2021.02.02

スマホ囚人をやめたくなったら。グーグル発、「情報の無人島」で24時間過ごしてみる

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24時間の擬似体験を通して知る、「本当に必要なアプリ」


「いつか使うかも」とダウンロードしっぱなしになっていたアプリたち。それらを省いて生活することで、そのアプリがなくとも充分に有意義な生活が送れることに気がつくだろう。削除してから後悔したくない、というユーザーにとっても「24時間」で擬似体験ができるのは有り難い。

本アプリは、テクノロジーとの良いバランスを見つけるためのツールを開発するプラットフォームExperiments with Googleの1つ。その他にも「ペーパーフォン」や「スマホ封筒」があり、その機能は以前紹介した通りだ。「Desert Island」のインストールは5万件以上で、レビュー評価は3.9とまずまず。

アプリへの接触を制限できることへの評価は高いが、“7つは少なすぎる”との声も。アラーム、電話、地図、計算機など生活に根付いているアプリであっという間に数が増えてしまうからだ。またシンプルなUIは好評だが、ダークモード適用を望む声が多い。忙しい日々や夜間には、真っ白な画面がストレスになるようだ。この要望がいかにスマホ画面は目を疲れさせているかを浮き彫りにしている、とも言える。しかしほとんどのユーザーが電話の使用量を減らし、複数のアプリとの接触を減らすことに成功している。

さあ、今年は、「Desert Island」でアプリミニマリスト生活をスタートさせてみてはいかがだろうか。アプリはGoogle Playストアでダウンロードできる。

文=齋藤優里花 編集=石井節子

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