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Greg Nash - Pool/Getty Images

セルジオ・ハドソンが手掛けたラズベリー色のファッションで登場したミシェル・オバマか、あるいは全身白のシャネルをまとったジェニファー・ロペスか──。

今年の米大統領就任式で最も輝いたスタイルを決めるのは難しい。だが、最終的に大きな話題をさらったのは、手編みのミトンを手にはめたバーニー・サンダース上院議員だった。

ネット上では、サンダースの写真を使ったミーム(笑いを誘う画像)が次々と生み出された。サンダースはこの写真で、バートンのグレーのコートに、バーモント州の小学校教師ジェン・エリスが手作りした茶色のミトン、青色の使い捨てマスクという姿で、周囲と距離を取りながら無表情で椅子に座っている。

サンダースはこの歴史的な日にブランドものの服を着用しなかったものの、そのスタイルと雰囲気は数日間にわたりツイッターやインスタグラムで話題を独占し、サンダースのミームは週末になっても衰える気配を見せなかった。

そしてサンダースは、この人気を慈善活動に利用。写真を使ったTシャツやクルーネックのトレーナーを「チェアマン・サンダース・コレクション」として公式サイトで発売した。価格は27~45ドル(約2800~4700円)で、トレーナーやTシャツは今も売り切れが続いている。

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サンダースが24日夜、インスタグラムでこのコレクションを発表すると、トレーナーはいつ再入荷するのか、ミームを使ったパーカーを作る計画はあるのかといった問い合わせが数百件殺到。あるユーザーは「このトレーナーが再入荷されればいいのにと毎日考えている」とコメントした。

サンダースは米CNNテレビに対し、このグッズ販売により集まる見込みの数百万ドル(数億円)は、貧困家庭への食料支援を行うミールズ・オン・ウィールズなど地元バーモント州の慈善団体に寄付すると語った。

サンダースの公式グッズはブルーや白など明るめの色使いが多いが、今回のTシャツヤトレーナーは全て黒。サンダースの就任式の装いは、就任式を彩った鮮やかなデザイナー服とは違い、普段着に取り入れるのも簡単だ。販売されているTシャツとトレーナーは、落ち着いた色合いとクラシックなデザインであることから、ニュートラルなものから派手なもの、さらには柄物とも合わせやすく、ファッションステートメントというよりかは定番アイテムとして使えそうだ。

編集=遠藤宗生

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