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マネーフォワードは、サッカーJリーグの横浜F・マリノスとスポンサーシップの新しい可能性を切り拓く(写真中央はマネーフォワード代表取締役CEOの辻庸介)

いまだ出口の見えない新型コロナウイルスの感染拡大。大きな影響を受けた業界の1つが、スポーツ業界だ。

そんな逆風下の昨年10月、サッカーJリーグの横浜F・マリノスと金融系のウェブサービスを展開するマネーフォワードが、トップパートナー契約を締結した。この縁を結んだ1つのきっかけをつくったのは、シリアル・アントレプレナーで、現在はストリートファションブランド「WIND AND SEA」を展開する赤坂優だ。

世界中のスポーツチームがコロナ禍で窮地に立たされるなか、マネーフォワードが決断に踏み切ったその理由とは何だったのか。また、繋ぎ役を買って出た赤坂の思いはどこにあったのか。

マネーフォワード代表取締役CEOの辻庸介、franky代表取締役CEOの赤坂優、そして横浜F・マリノスと提携関係にあるシティ・フットボール・グループの日本法人(CFJ)代表の利重孝夫の3人に、いまだから明かせる契約に至るまでの舞台裏とスポーツマーケティングの未来について語ってもらった。


──横浜F・マリノスとマネーフォワードの契約にあたっては、赤坂さんとCFJが仲介役をされたのですね。

利重:昨年8月、日産スタジアムで赤坂さんから辻さんを紹介していただいたのが始まりです。すでにクラブのスポンサーであった赤坂さんが辻さんを試合に招待されていたんですね。

赤坂:僕はもともと横浜出身で、小学生当時からJリーグは大変盛り上がっていましたが、地元チームだったこともあり、ずっと横浜F・マリノスの大ファンでした。ホームゲームはすべて試合会場で応援したくて、毎週のように父親に三ツ沢球技場へ連れて行ってもらっていました。

エウレカを設立してからはスタジアムに足を運ぶ機会もめっきり減ってしまいましたが、2015年5月にM&Aが完了して経営がひと段落して落ち着いてからは、大好きな横浜F・マリノスのために何か貢献できることはないかと、ずっと考えていたんです。そんな折、起業家の友人を通して利重さんと知り合い、具体的にどのような形でのサポートが実現できそうかディスカッションを重ねた結果、2019年シーズンから「WIND AND SEA」として、スポンサーという形でクラブに関わらせていだくことになりました。


franky代表取締役CEOの赤坂優

──横浜F・マリノスのスポンサーとなってからは、実際にどのような活動をされていたのでしょうか。

赤坂:キャンプ初日からシーズン終了まで、チーム活動の舞台裏を追い掛けたチーム密着のドキュメンタリーシリーズ「THE DAY presented by WIND AND SEA」(以下 「THE DAY」)のコンテンツ制作・提供をサポートしています。

聞き手・文=上野直彦 編集=松崎美和子

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