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2021.01.26

【1月第3週資金調達まとめ】マイカーリースサービス提供のナイルが50億円の調達


Thinkings


調達額:9.5億円
調達先:XTech Ventures / i-nest capital / みずほキャピタル / インキュベイトファンド

採用管理システム「SONAR ATS」などのHRTech事業を運営するスタートアップ。

「SONAR ATS」は、新卒・中途採用などのあらゆる採用ニーズに対応し、統合的かつ最適な応募者管理と良質なユーザー体験が提供できるクラウドサービスだ。

全ての応募経路からのデータを一元管理し、直感的なユーザーインターフェースを通じて、応募者への連絡や選考状況の分析、さらに応募者への効果的な動機形成を図ることができる。

同サービスはダイレクトリクルーティング、適性検査、オンライン面接、タレントマネジメントまで、さまざまなHRサービスとオープンに連携し、採用担当者にとって最良のUXを実現する。

2021年1月18日にはインキュベイトファンド、XTech Ventures、i-nest capital、みずほキャピタルの4社を取引先とした、総額9億5千万円の資金調達を実施した。

今回の資金調達を通し、「SONAR ATS」のサービス強化、「SONAR Marketplace」実現に向けた機能開発、及び人材採用等を強化する予定だ。

GROOVE X


調達額:9億円
調達先:NTTドコモ / 日本政策金融公庫
備考:NTTドコモと資本業務提携 / 融資含む

ヒューマノイドロボット「LOVOT(ラボット)」を開発するスタートアップ。

「LOVOT」は2019年1月にラスベガスで開催された世界最大級の展示会“CES2019”をはじめとして、様々な国際的な展示会で受賞している。

360°見渡せる半天球カメラ・音声の方向も判別できる半天球マイク・明るさを感知する照度センサー・サーモグラフィーカメラなど50以上のセンサー、全身に暖かさを保つエア循環システムが内蔵され、生命感をリアルに演出している。

同社の製品は、ノンバーバル(非言語)によるサブコンシャス(潜在意識、無意識)コミュニケーションを基軸としており、世界に類を見ないロボット作りを行っている。

2021年1月、NTTドコモを引受先とした第三者割当増資、日本政策金融公庫からの融資によって資金調達を実施。

今回の調達によって、NTTドコモと資本業務提携を結び、新たなコミュニケーションサービスの創出、ヘルスケア・メディカルケア分野での新規事業や開発など幅広い分野・領域での協業を推進する方針だ。

スリーシェイク


調達額:5億円
調達先:ジャフコグループ

技術力が求められるインフラ領域において、戦略策定から設計・構築・運用・セキュリティ支援、SaaSを提供するSREプラットフォーム「Sreake」を運営するスタートアップ。

「Sreake」はAWS/GCP/Kubernetesに精通したプロフェッショナルが技術戦略から設計・開発・運用を一貫してサポートするサービスである。大手企業を中心にリピート率は95%を誇る。

またSRE領域で培ったノウハウをベースに、クラウドネイティブなデータ連携プラットフォーム「Reckoner(レコナー)」を提供しており、ビジネス分析やマーケティングへのビックデータ活用を簡易に実現可能にした。

2020年12月にはフリーランスエンジニア特化型人材紹介サービス「Relance(リランス)」を開始し、DX時代における技術戦略設計からアプリケーション開発、データ活用までを一貫提供可能な体制を進めていく。

2021年1月にはジャフコグループを引受先とする総額5億円の資金調達を実施。

本調達によりエンジニア、セールスの採用、組織体制の強化を進める方針。

文=STARTUP DB

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