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目的別おすすめの資格


次に、それぞれの資格はどのような場合に取得するべきなのかを、目的別に整理してみよう。

入門・基礎知識を得られる資格


人事総務検定、衛生管理者、マイナンバー実務検定、働き方改革検定は、人事としての基礎知識を身に付けるときに役立つ資格だ。

初めて人事に配属された方はもちろん、「これまでは採用と育成を担っていたが、労務管理の担当になった」というように仕事内容が広がったタイミングで業務と並行してこれらの資格を取得すれば、基礎知識を体系的に学ぶことができる。

悩める社員の相談役になれる資格


キャリアコンサルタント、メンタルヘルス・マネジメント、産業カウンセラーは、「社員の良い相談役になりたい」、「社員間のハブになりたい」と考えている人事におすすめの資格だ。

上司や部下との関係性、働き方や環境において悩みやストレスを感じていながらも、部署内では相談できず悩んでいる従業員は多い。そんなとき、人事が相談役となったり、察知して従業員にヒアリングを行ったりすることが求められるからだ。

キャリアコンサルティングやカウンセリングのスキルを習得しておくことで、より前向きで効果的な話し合いを行うことができるようになるだろう。

難易度は高いがキャリアアップが期待できる資格


社会保険労務士と中小企業診断士は、難易度が高いため合格率の低い資格だ。出題範囲も広いため、多くの時間を注ぎ込んで勉強した結果やっと取得できた方や、何度目かの受験でやっと合格という方も多い。

普段から業務内容が多岐に渡り、忙しくしている人事が、仕事と受験勉強の両立を行うのはかなり大変だ。ただ難易度が高い分、資格を保持していれば「努力して資格を取得した、優れた能力を持った方だ」と見なされ、キャリアアップや転職において有利にはたらきやすくなるだろう。

まとめ


人事業務に役立つ資格は、意外にも数多くある。働き方改革が進み、労働をとりまく環境も日々変化しているため、時代の流れに応じて新たな資格も生まれていくはずだ。

日々忙しい人事にとって、資格取得は難易度の高低問わず簡単ではない。受験費用は掛かるし、講座や教材を購入して学ばなければならず、終業後や休日も資格取得に時間を費やさなければならないからだ。

「取得しておいた方が役立つだろう」というモチベーションだけで、仕事と両立して資格取得を目指すことは難しい。

資格取得の目的や、その資格をどのように日常業務や今後のキャリアに活かしていくのかを明確にしてから、今の自分にとって必要な資格の取得に励むことがベストだと言える。


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文=倉本祐美加

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