NFL選手にモデル、国家元首 クシュナー&イヴァンカ夫妻の新たな隣人たち

ジャレド・クシュナーとイヴァンカ・トランプ夫妻(Oliver Contreras/For The Washington Post via Getty Images)

ドナルド・トランプ米大統領の退任にともない、ジャレド・クシュナーとイヴァンカ・トランプ夫妻は、フロリダ州にあるゲーティッドコミュニティに移る見通しだ。夫妻は昨年12月、マイアミデイド郡のプライヴェートアイランド、インディアン・クリークの一区画を3220万ドル(約33億4000万円)で購入している。


インディアン・クリーク(Buena Vista Images)

直近のデータによればインディアン・クリークの住民は86人で、うち数名はビリオネアだ。関係者の話では、クシュナー夫妻はこの土地をスペイン出身の歌手フリオ・イグレシアス(77)から購入した。イグレシアスはかつて移民排斥を唱えるトランプのことを「痴れ者」と呼んだこともあるが、政治よりもカネがまさったようである。

イグレシアスはなおインディアン・クリークに複数の区画を保有している。彼を含め、クシュナー夫妻の隣人となる人のうち、とくに有名な12人を紹介しよう(不動産評価額は現地の評価や最近の取引に基づくもので、所有する不動産が複数ある場合は一つのみを挙げている)。

トム・ブレイディ&ジゼル・ブンチェン


Theo Wargo/WireImage/Getty Images

プロフットボールNFLのスター選手であるブレイディとスーパーモデルのブンチェン夫妻は、インディアン・クリークの1700万ドル(約17億6000万円)の区画を購入したことが昨年12月に明らかになった。

ブレイディは昨年、20年間プレーしたニューイングランド・ペイトリオッツから、フロリダ州を本拠地とするタンパベイ・バッカニアーズに移籍していた。ブンチェンは、この島で最も有名なモデルの座をアドリアナ・リマから奪うかたちになった。夫妻は既存の邸宅を取り壊して新たな豪邸を建てる予定とされる。

推定不動産評価額:1700万ドル

カール・アイカーン

投資会社アイカーン・エンタープライジズを率いるアイカーンは2014年、トランプの破産したカジノリゾートを取得し、3年後に売却している。ウォールストリート史上、最も成功したディールメーカーの一人に数えられるアイカーンだが、この取引では1億ドル(約104億円)の損失を出したと伝えられる。

推定不動産評価額:2541万3699ドル(約26億4000万円)
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編集=江戸伸禎

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