72アイテムものコラボ商品は、こんまりがカバーする片づけや収納に関するあらゆる分野に及ぶ。バスケットやボックス、コンテナなどの商品は、クローゼットやキッチン、書斎といった、モノであふれがちな場所ならどこでも活用できそうだ。
価格は、アクセサリー用ハンガーの3.99ドルから、高いものでは大型竹製バスケットの149.99ドルまで、ザ・コンテナストアの一般的な価格帯におさまっている。
近藤麻理恵が米国で知られるようになったのは、数年ほど前に『The Life Changing Magic of Tidying up(原題:人生がときめく片づけの魔法)』をはじめ、書籍がシリーズ出版されてからだ。彼女は片づけを「人生が変わる魔法」と呼び、あっという間に多数のフォロワーを獲得した。度を越した買い物癖があって、ひたすらモノを買っては溜め込むという生活を送り続けた結果、手に負えなくなってしまった人たちの支持を集めたのだ。
彼女はまた、大切なのは不要なものを取り除くことだと言う一方で、心がときめく持ち物を大切にするよう説いている。2019年11月には「KonMari」というブランド名で、収納用品のDTC(消費者直販)を開始。そして今回のザ・コンテナストアとのコラボで、実店舗へと進出を遂げた。
近藤は2021年1月11日、今回のコラボについてメールで発表。「ザ・コンテナストアとKonMariのコラボレーションを発表できてとてもワクワクしています!」と述べた。「コレクション商品は、引き出し整理用のオーガナイザーから、エレガントなハンガーや手づくりのバスケットまで、みなさんが大切にしているアイテムを収納し、暮らしを向上できるようデザインされています。商品はまた、持続可能な原材料を用いて作られています! みなさんが、つねに片づいたお部屋で暮らしを送り、喜びであふれた1年をスタートするために、お役に立てることを願っています!」(どうやら、彼女のミニマリストとしての信条は、句読点や感嘆符の使用には当てはまらないようだ)。