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フォーブスがまとめる世界長者番付では12日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株価反発を受け、同社のイーロン・マスク最高経営者(CEO)が首位に返り咲いた。

マスクの保有資産額は、テスラ株が4.7%上昇したことにより78億ドル(約8100億円)増の1838億ドル(約19兆1000億円)となり、それまで世界1位だったジェフ・ベゾスの保有資産額を14億ドル(約1450億円)上回った。マスクは8日に初めて世界一の富豪となっていたが、週明けの11日にテスラ株が8%近く下落したことで、2位に陥落していた。

昨年3月には246億ドルだったマスクの保有資産額は前代未聞のスピードで膨れ上がっており、同月からの増加幅は約1600億ドルにも上る。その大部分は、テスラの株価高騰によるものだ。同社株は昨年、720%以上上昇。昨年12月下旬にはS&P500種株価指数の構成銘柄入りを果たしたことで、さらなる株価高騰につながった。

マスクはテスラの業績目標の達成度に合わせた報酬として、段階的にストックオプションを受け取っている。最近の業績からは、マスクが新たに844万株、約66億ドル相当のオプション受け取りの資格を得たように見受けられるが、取締役会の承認が下りていないことから、フォーブスはこれを保有資産に含めていない。一方、ブルームバーグの長者番付では、このオプション報酬を資産額に含めているものとみられる。

マスクの保有資産額は昨年11月に米交流サイト(SNS)大手フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOを抜き世界4位になった後、マイクロソフトの共同創始者ビル・ゲイツを抜き3位に浮上。その1カ月後、仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンのベルナール・アルノー会長兼CEOを抜いて世界2位となった。

翻訳・編集=遠藤宗生

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