いいオフィス
調達額:2億4000万円
調達先:NKC ASIA / 江口勝義 / 高原直泰
備考:他個人投資家を含む
月額制のコワーキングスペース「いいオフィス」の運営や貸会議室の運営、クラウドソーシング事業を手がけるスタートアップ。
「いいオフィス」は全国にコワーキングスペースを展開しており、運営している国内・海外のコワーキングスペースを月額制でどこでも利用できるサービスとなっている。
全店舗にWi-Fi、電源、フリードリンク等を備えており、普段の仕事場所、訪問先や出張先など好きな場所で快適に働くことができる仕様になっている。
2021年1月時点で東京、横浜、埼玉、長野、広島、大阪、神戸、壱岐、フィリピン(セブ、マニラ)など、国内・海外含めて300店舗運営している。
2020年度中に契約ベースで400店舗の展開を目指し、店舗開拓を進めている。
2021年1月には江口勝義氏、高原直泰氏、NKC ASIA、ほか個人投資家より合計2億4000万円の第三者割当増資を完了した。
本調達により店舗開拓とブランディング、さらに新プランに向けたシステム開発を強化する方針。
シコメルフードテック
調達額:4300万円
調達先:JFI / ミダスキャピタル
飲食店の経営効率を上げる「シコメル」等を提供するスタートアップ。
同社は、”世界中の飲食店オーナー・食品会社をITテクノロジーで救う”を事業ビジョンとし3つのサービスを展開している。
飲食店と食品工場間の仕込みレシピ共有やAI解析を推進することで工数削減及び受発注最適化を行うアプリ「シコメル」、EC販売やクラウドファンディングの返礼品をフルフィルメントでサポートする「タノメルbyシコメル」「タノメルクラファン」を提供し、より早くより多くの飲食店・食品会社の経営改善を行うことで成長を目指している。
現在は「シコメル」を中心に事業拡大し、2020年12月度では対前月比で約2倍のスピードで拡大している。
2021年1月には、JFI、ミダスキャピタルから総額4375万円資金調達を実施。
今回の資金調達を機に、シコメルフードテックの事業拡大をより加速してく方針だ。当面の事業戦略としてあらゆるジャンルの食品業界や物流業界の皆さまと業務提携や業務資本提携を進めていくようだ。
オルツ
調達額:資金調達金額非公表
調達先:プロトベンチャーズ / ロゼッタ
備考:資本業務提携
パーソナライズ化した人工知能「P.A.I.」の開発、提供を事業の主軸として展開しているスタートアップ。
「P.A.I.」はパーソナル人工知能(Personal Artificial Intelligence)の略称であり、人の"個性"・"意思"をデジタル化しクラウド上に再構築することであらゆるデジタル作業を自身のクローンにさせることを目的としたAIサービスである。
これにより、人間では不可能である24時間365日ネットワーク上で活動することが可能になった。
同社はその他にも人工知能を活用したサブスク型AI議事録作成ソフト「AI GIJIROKU」やAIチャットボットサービス「NeoRMR」等のサービスの提供も行っている。
2021年1月にはプロトベンチャーズ、ロゼッタとの資本業務提携を締結した。
今後はロゼッタの持つ、高精度なAI自動翻訳技術に融合することで双方の強みを高め合う取り組みを進める方針だ。