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Maja Hitij/Getty Images

フォーブスがまとめる世界長者番付では先週末、米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営者(CEO)が米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOを抜き世界一の富豪となった。だが11日にはテスラ株が急落したことで、マスクは世界2位の富豪へと後戻りした。

マスクの保有資産額が世界首位になったことは先にブルームバーグによって報じられていたが、フォーブスの集計では2位どまりだった。その後の8日午前、テスラ株が8%以上上昇したことで、マスクの資産額は125億ドル(約1300億円)増の1897億ドル(約19兆8000億円)となり、ベゾスの1850億ドル(約19兆3000億円)を上回った。

だがテスラの株価は週明けの11日に8%近く下げ、マスクの保有資産額は135億ドル(約1兆4000億円)減の1762億ドル(約18兆4000億円)へと後退。同日にはアマゾン株も2%以上下落したが、ベゾスの保有資産額は36億ドル(約3750億円)減の1821億ドル(約19兆円)で、マスクを60億ドル(約6300億円)上回った。

マスクの保有資産額は前代未聞のスピードで膨れ上がっており、昨年11月に米交流サイト(SNS)大手フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOを抜き世界4位になった後、マイクロソフトの共同創始者ビル・ゲイツを抜き3位に浮上。その1か月後、仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンのベルナール・アルノー会長兼CEOを抜いて世界2位となった。

保有資産額は昨年3月の246億ドルから1650億ドル増加。その大部分は、テスラの株価高騰によるものだ。同社株は昨年、720%以上上昇。2021年の初週にはさらに20%上昇した。

翻訳・編集=遠藤宗生

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