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1月6日、米ワシントンの連邦議会議事堂に乱入し、破壊行為を行ったトランプ支持者の多くは、カメラの前でポーズを取り、ジャーナリストに名前を伝えた。その後、さらに多くの乱入者の氏名が特定され、警察は彼らの行方を全力で追っている。

ナンシー・ペロシ下院議長のオフィスの机の上に足を乗せていた男は、アーカンソー州グラベットのリチャード・バーネット(60)で、ニューヨーク・タイムズ(NYT)の取材を受けた際に、オフィスから盗んだメモを手にポーズをとった。



上半身裸でバッファローのような角をつけて議事堂に乱入した男は、当初アンティファのメンバーだとされていたが、その後、複数のSNSユーザーと報道機関によって、Qアノン界隈の有名人であるジェイク・アンジェリ(32)だと特定された。

暴徒の中には、プラウド・ボーイズ・ハワイの創設者であるニック・オックスが居たことも、彼が自身のアカウントから投稿した写真とCNNによって確認された。

現場をライブ動画で中継し、議員らに「首を吊れ」と要求した男は、CNNとソーシャルメディアのユーザーによって、極右過激派のティム・ギオネットであると確認された。

警察によると、6日の占拠事件の逮捕者は52人だった。暴徒に対する最初の告発は、早ければ7日にも行われる可能性があると、司法長官代理のジェフリー・ローゼンは述べている。FBIとD.C.警察は暴徒らの氏名の特定に協力を求めている。

フォーブスが特定できなかった暴徒の氏名も、今後、当局が簡単に突き止めるはずだ。ゲッティが公開した写真では、トランプのスキー帽をかぶった男がペロシの演壇を担いでカメラに手を振っているが、彼の顔ははっきりと写っている。


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別の暴徒は、ダイレクトメール企業のナビスターの社員IDをつけていたことをSNSで指摘され、その直後に会社をクビになった。ナビスター社はフェイスブックで彼の解雇を宣言した。

CNNのインタビューで、暴徒の一人であるオックスは、「現場には数千人もの人が居たが、我々は無理やり議事堂に押し入ったのではなく、ただ普通に歩いていたら中に入ることができたのだ。警察に止められたり、職務質問を受けたりもしなかった」と述べた。

バッファロー男としてメディアの注目を浴びたジェイク・アンジェリは、そのコスチュームと陰謀論を熱心に支持していることから、「Qアノンのシャーマン」と呼ばれている。

編集=上田裕資

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