一方で、ワッツアップやフェイスブック、インスタグラム、メッセンジャーなどのフェイスブックのアプリがトップ10圏内に4つ入り、合計のDL数が20億件を突破した点も興味深い。
Apptopiaによると、今回のデータはアップルのApp StoreとグーグルのGoogle PlayからのDL数の合算値で、当然ながら中国のサードパーティのアプリストアなどでの実績は含まれていない。
世界のDL数トップ10のアプリの顔ぶれを見ると、ネットフリックス以外のアプリは全てコミュニケーション系のものとなっており、5位のZoomが5億件近いDL数を叩き出した点にも注目したい。世界トップ10の内訳は下記の通りだ。
1. TikTok:8億5000万DL
2. WhatsApp:6億
3. Facebook:5億4000万
4. Instagram:5億300万
5. Zoom:4億7700万
6. Messenger:4億400万
7. Snapchat:2億8100万
8. Telegram:2億5600万
9. Google Meet:2億5400万
10. Netflix:2億2300万
Apptopiaは米国内でのDL数ランキングも公開している。上位10位までの顔ぶれは、グローバルのランキングとほぼ同じだが、6位にフィンテック系アプリのCash App(5200万DL)が入り、8位がDisney+(4500万DL)だった点が注目に値する。ネットフリックス(4470万DL)はDisney+よりも下の10位だった。
Apptopiaは、2020年のアプリの売上ランキングも公開した。ゲーム以外のアプリの売上のグローバルランキングは下記のようになっていた。
TikTok:5億4000万ドル
Tinder:5億1300万ドル
YouTube:4億7800万ドル
Disney+:3億1400万ドル
Tencent Video:3億ドル
Piccoma:2億8900万ドル
LINE Manga:2億8800万ドル
LINE:2億4900万ドル
iQIYI:2億4000万ドル
Netflix:2億900万ドル
米国のランキングでは1位にユーチューブが入り、売上は2億4900万ドルとされた。Disney+やHulu、ネットフリックス、HBO Maxなどの動画ストリーミングサービスもトップ10圏内に入った。
さらに、2位にティンダー、5位にバンブルが入るなど、出会い系アプリの好調ぶりも目立っていた。