トランプは6日に首都ワシントンで発生した彼の支持者らによる暴動を支持するツイートを行っており、ツイッターはこれまでで最も厳しい対応を行った。
トランプは削除された2つの投稿で、暴動の参加者らに「家に帰れ」と呼びかけたが、同時に、彼らの「痛み」が理解できると述べ、「今回の出来事は、悪意に満ちた行為によって神聖な選挙での勝利が奪われた結果だ」と述べていた。
ツイッターは声明で、トランプのアカウントを12時間凍結し、その間は投稿を出来なくすると述べた。同社は、今後もツイッターの規約に違反する投稿が続いた場合、彼のアカウント@realDonaldTrumpを永久に停止するという。
ツイッターは6日の早い段階で、トランプの投稿にいいねやリツイートを出来なくしていたが、フェイスブックがトランプの投稿を削除した後に、より強硬な措置に乗り出した。
ツイッターは以前にもトランプのアカウントを一時停止していたが、今回の対応はこれまでで最も厳しいものと言える。同社の大統領のアカウントの取り扱いについては、民主党議員やテック業界やメディア業界の著名人からも批判があがっていたが、今回のトランプの発言は一線を超えたものであり、彼をツイッターから追放すべきだという声が高まっている。