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LG SIGNATURE InstaView Door-in-Door冷蔵庫

昨年、「ユーキャン新語・流行語大賞」では「おうち時間/ステイホーム」がノミネートされた。コロナ禍により自宅での過ごし方を見直し、住環境を整える需要は国内外で高まっている。「白物家電」と呼ばれる冷蔵庫や洗濯機もそのひとつ。世界ではLGやサムスンなどがプレミアム家電を中心に市場を牽引する。


特別定額給付金の使いみち、人気は「家電製品やAV機器の購入・買い替え」


昨年、「おうち時間」の充実を求めて需要が高まったのが、冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジなどの白物家電だ。

日本国内での白物家電需要の増加は、巣ごもり消費による需要拡大に加え、2020年5月に支給が開始された特別定額給付金も後押しに。ニッセイ基礎研究所が実施した調査によれば、10万円の使いみちの4位は「家電製品やAV機器の購入・買い替え」であった。特に第一子独立や末子独立のシニア世帯はこの需要が大きい。生活費や教育費に充てる傾向が高い子育て世帯に比べ、より自身の住環境整備への消費に集中するのは想像に難しくないだろう。

日本電機工業会(JEMA)の発表によれば、2020年6月における家電の国内出荷額は前年同月比5.8%増である3073億円を記録。これは約23年ぶりとなる高水準で、単月で3000億円を超えるのは1997年3月以来だという。7月にも前年同月比12.5%増となる2713億円を記録。上半期の白物家電の国内出荷額は、過去10年間で2番目に高い水準となる1兆3696億円となった。

2025年までに世界の市場規模8億ドルに


実は「白物家電」というカテゴリーは海外にも存在する。それは「White goods」と呼ばれ、日本同様にコロナ禍でも順調に成長した。

米国の調査会社Allied Analyticsは、2027年までに世界のWhite goodsの市場規模が約1兆310億ドルに達すると予測。また、インドの調査会社Data Bridge Market Researchは2019年から2026年のCAGRが7.9%を記録すると予測している。経済成長著しいインドで都市を中心に生活レベルが向上し、白物家電の需要が増加した影響もあるという。

そして、アメリカのワールプール・コーポレーション、ジョンソンコントロールズらと共に世界の白物家電市場を牽引するのが、韓国のLG電子だ。なかでもそのプレミアム家電は、2020年4〜6月の利益率が12%超えと好成長を記録。「世界一美しい家電」を目指し、デザイン性と高機能を兼ね備えた「LG SIGNATURE」シリーズは世界50カ国以上で展開され、英ジョン・ルイスなど老舗百貨店を中心に高級路線で販路拡大に成功している。

文=齋藤優里花 編集=石井節子

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