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2021.01.05 16:00

【12月第4週資金調達まとめ】ドローン活用の建設業向けソフトを展開するCLUEが20億円の調達

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、12月3週目の“注目のトピック“として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

CLUE


調達額:20億円
調達先:STRIVE / DRONE FUND / MAKOTOキャピタル / あおぞら企業投資 / みずほキャピタル / みずほ銀行 / カシワバラ・コーポレーション / キャナルベンチャーズ / デライト・ベンチャーズ / モバイル・インターネットキャピタル / 中村崇則 / 井上英輔 / 日本郵政キャピタル / 環境エネルギー投資
備考:シリーズBラウンド / STRIVEはリード出資 / ニュースに記載の合計金額より推計 / その他非公表の投資家からの融資を含む

ドローンを活用した法人向けソフトウェアを展開するスタートアップ。

主軸となるプロダクト「DroneRoofer(ドローンルーファー)」はドローンによる屋根外装点検サービス。iPadの操作のみでドローンをかんたんに操縦できるアプリで、屋根点検の転落リスクをなくし同時に点検時間を大幅に削減することができる。

安全性担保や業務効率化だけでなく、報告書の作成などの業務支援・販売促進の機能も持つ。SaaS事業でありながらハードウェアとソフトウェアを合わせて提供する、ユニークなモデルが特徴。

その他にも建設現場のための施工管理アプリ「ドローン施工管理くん」や眺望撮影のためのドローン操縦アプリ「ドローン眺望くん」の提供など、新しいプロダクト展開にも積極的に取り組んでいる。

テクノロジーありきではなく、課題解決型でプロダクトを開発・サービス提供することで先端技術が実活用される社会を創り続けることを使命としている。

2020年12月にはSTRIVEをリード投資家として約20億円の資金調達を実施した。

今回調達した資金は、既存事業の開発費、SaaS事業において重要である人材の採用費・人件費、およびマーケティング費用に充当する予定だ。

Aiロボティクス


調達額:10億円
調達先:みずほ銀行 / ニッセイ・キャピタル / 日本ベンチャーキャピタル
備考:他、個人投資家と企業を含む/シリーズD

AI/RPA技術を用いて広告効果の最大化を実現するサービス「SELL」などを提供するスタートアップ。

同社はD2Cブランドの商品企画からEC構築・運用、 マーケティング、CRMにいたるまでビジネスを包括的に支援する独自開発のAIテクノロジー(広告効果の事前予測・運用自動化)を活用したマーケティングソリューションを提供している。

2020年12月には日本ベンチャーキャピタル、ニッセイ・キャピタル、個人投資家、みずほ銀行などを引受先とする総額約10億円の資金調達を実施。シリーズD資金調達のファーストクローズを完了した。

今回調達した資金は、D2C企業向けDX支援事業のシステム開発や戦略的M&Aに活用する方針だ。また、リモートワークを駆使しながら労働環境向上および採用強化に努めさらなる事業発展を目指す。
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文=STARTUP DB

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