マネー

2021.01.05 16:00

【12月第4週資金調達まとめ】ドローン活用の建設業向けソフトを展開するCLUEが20億円の調達


REXEV


調達額:7億4000万円
調達先:ジャフコグループ/エースタート / 三井住友ファイナンス&リース / 京セラ / 大阪ガス / 東芝
備考:その他、引受先を含む

環境に優しいEVカーシェアリングサービス「eemo(イーモ)」を展開するスタートアップ。

「eemo」はガソリンを使わない電気自動車のカーシェアリングで、移動中にCO2を排出しないサスティナブルな移動手段だ。

自動車の充電には地域内で発電された再生可能エネルギーを最大限利用する。また、停車時にはエネルギーリソース、災害時には非常用電源として活用することができるのが特徴だ。

神奈川県小田原や箱根を中心に展開されている。

このほか、同社のe-モビリティによるEMS事業では複数のe-モビリティをバーチャルパワープラント(VPP)とすることにより、エネルギーマネジメントを行っている。

2020年12月にはジャフコグループをリードインベスターとして、三井住友ファイナンス&リース、エースタート、大阪ガス、京セラ、東芝などを引受先とした総額約7億4000万円の第三者割当増資を実施。

調達した資金はEVバッテリーを用いたエネルギー・マネジメント技術の強化AI技術やe-モビリティのマネジメントプラットフォームの開発に充てる方針だ。

シンカ


調達額:4億円
調達先:トビラシステムズ / リード・キャピタル・マネージメント / 京銀リース・キャピタル / 大分ベンチャーキャピタル / 大和企業投資 / 山梨中銀経営コンサルティング / 広島ベンチャーキャピタル / 紀陽リース・キャピタル

顧客コミュニケーションを一元管理する、顧客接点クラウドサービス「カイクラ」などを手がけるスタートアップ。

「カイクラ」は、社内で顧客情報と対応履歴を一元管理することで、業務効率や電話対応の品質向上を実現する

。品質の高い電話対応をするために、SMS送信で顧客へ情報を伝えたり通話録音で聞き漏れをなくしたり、携帯ポップアップで顧客の基本情報が着信時に表示されたりなど、新人スタッフでも瞬時に"おもてなし"ができるよう支援しており、2020年10月現在、約1500社の企業が導入している。

2020年12月に大和企業投資、リード・キャピタル・マネージメント、京銀リース・キャピタル、紀陽リース・キャピタル、広島ベンチャーキャピタル、大分ベンチャーキャピタル、山梨中銀経営コンサルティング、トビラシステムズ、その他事業会社3社の計11社から、総額約4億円を調達したことを発表した。

今回調達した資金により、創業時から提供している顧客接点クラウド「カイクラ」の開発・営業体制強化を図り、顧客コミュニケーションをよりスムーズにする新機能を開発していく。
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文=STARTUP DB

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