デジタルマーケティング、2021年の7つのトレンド予想

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筆者が書籍の編集を手伝った縁で知り合ったスリー・ドッグ・ライト(3 Dog Write)のプレジデント、リサ・アポリンスキー(Lisa Apolinski)は、いくつかの見解を示してくれた。

ソーシャルメディアチャネルの淘汰:「多くの企業が、情報をシェアし、影響力を発揮するために使用しているソーシャルメディアチャネルの数を減らし始めているが、これは当然のことだ。

これまでは非常に多くのチャネルが存在し、多くの企業がそのすべてを活用しようと試みてきたが、それらを整理しようという機運が広がっている。ソーシャルメディアのチャネルを重要性の高いものだけに絞ることは、よく見られる現象になるだけでなく、必要なことになるだろう」

バーチャルイベントでのライブ・インタラクション:「バーチャルイベントは大きなパワーをもっているが、一方通行のコミュニケーションだけではそれを発揮できない。多くの組織や企業は、バーチャルイベントはライブでなく完成されたものを流すのがいいと誤解している。

確かにライブイベントでは厄介な問題が発生することもあるが、リスクよりメリットの方がはるかに大きい。それこそが参加者の求めているものであり、完全にとはいかなくとも、本物のライブイベントの代わりになりうる」

デジタルエンゲージメントにおけるAR(拡張現実)の活用:「フェイスブックがオキュラスを傘下に収め、AR関連の特許を何十件も保有している今、デジタルグロースの専門家がARを学び、デジタルエンゲージメントにARを取り入れる必要が生じるのは時間の問題だ。まだ主流になってはいないが、今こそARを現行のデジタル資産にどのように活用できるかを研究し、学び、検討する時だ」

翻訳=高橋朋子/ガリレオ

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