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もっと具体的に言うと、それは盲目的なブランド信仰や序列意識をなくすことかもしれません。

2021年に、幸運と拡大の星・木星と制限とリアルの星・土星がステイする水瓶座が象徴するのは「連帯・自由・平等・友人」。つまり、“横のつながり”です。一方、これまでの「土の時代」は、積み重ねがものを言い、たくさんの物、優れた物を持つものが上、という価値観が権力やブランドなど、わかりやすい“縦社会”を生み出していました。  

ところが理性と知性が優先される「風の時代」は、すべてをフラットな視点で見る時代であり、価値観も多様化します。これまでのさまざまな権威やブランドが必ずしも失墜するわけではありませんが、個人個人が自分なりの検証、吟味をして、自分にとって価値あるものを選択する時代になるでしょう。

「風の時代」では、権威あるブランドだから価値があるのではなく、「自分にとっては、こういう理由で価値がある」と言える自由度が増します。目に見えない「心」は縛ることができないからです。

そうした価値観を構成するのには、新しい情報・知識が不可欠になります。それだけに昨今のフェイクニュースの氾濫は心配な現象ですが、ニュースや情報、知識という分野においても、「風の時代」はブランドや権威を妄信はできません。ある意味、当たり前を疑う“懐疑の時代”でもありますが、その姿勢が新しい「風」の価値観を作っていくのでしょう。

「友人」のあり方もフレキシブルに


ただ情報や知識は、人と人とのつながりがもたらすもの。1人でコツコツと何かを突き詰めるところから何かを発見し、気が付いても、それを伝達する人がいなければ、深まったり広がったりしません。そう考えれば、2021年のやめるべきことのひとつに「孤立」も入れた方がよいかもしれません。

孤立を回避するつながりは、濃い「絆」などでなくてよいのです。会えば挨拶をするくらいの顔見知り、共通の趣味や悩み、興味などを通して知り合ったネットのつながりなどでOKです。

2021年に幸運の星・木星が運行する水瓶座は「友人」の星座でもあります。自分と共通のものが多くても、少なくても友人にはなれます。少し距離があるくらいの方が気楽に本音を話せたり、相談などができて、それで心が救われたりすることもあります。もちろん役に立つ情報をもたらしてくれることもあるでしょう。自由に選べて、適当な距離を保てる、それが“友人”でもあります。

そういえば2021年は丑年です。「丑」に「糸」偏を付ければ「紐」。子年に小さく分断されたものをつなぎ直し、さまざまに「紐」づけて、再構築する年でもあります。

切れてホッとした関係や価値観をまたつなぐ必要はありません。2021年は、あなた自身も自分を閉じ込めていた年齢や立場、経歴などにこだわることをやめましょう。そんな風に、心の“枠”を取り払ったところでつながれる“友人”は、2021年は誰にとってもラッキーパーソン。きっとあなたの人生に新しく、ワクワクする新しい「風」を吹かせてくれるはずです。

文=水晶玉子

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