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ラスベガス発 U.S.A.スプリット通信


かつてイチローも在籍した(2015年〜17年)マイアミ・マーリンズは、2003年以来17年間プレーオフに届かなかったが、デレク・ジーターがCEOに就任して3年目の2020年は彼の改革が功を奏し、ワイルドカードを掴むに至った。

さっそくこの冬からのチーム再構築に、アングの手腕が大きく期待されている。そして、彼女自身も「ぜひマイアミ・マーリンズに優勝旗を持って帰る」とインタビューのマイクの前で答えている。

メジャーリーグコミッショナーのロブ・マンフレッドは、何百万人といる女性の野球ファンにとっても、今回の任命はすべてのプロスポーツの歴史的な偉業であると褒め称えた。実際、アメリカのメジャープロスポーツのなかでも、はじめての女性ジェネラル・マネージャーということで、各界のセレブリティやオバマ米元大統領夫人もSNSで祝意を表している。

2020年は、コロナ禍のためにメジャーリーグは機構と選手組合の間での協定がまとまらず、醜い身内の争いを世間に広めてがっかりさせたが、2021年は、女性ジェネラル・マネージャー誕生を嚆矢(こうし)として、前年の分を取り返すべく盛り上がってもらいたいと願っている。

連載:ラスベガス発 U.S.A.スプリット通信
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文=長野慶太

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