自らが撮影したスパイク・リーの写真の横で片膝をつくドゥムブヤ。この写真は、2017年11月にニューヨーク・タイムズ・マガジン誌の表紙を飾った。ドゥムブヤが手にしているのは、2018年に受賞した「Sony Tastemaker Award」の盾だ。(PHOTOS COURTESY OF MAMADI DOUMBOUYA)
ドゥムブヤは写真家として成功を収めているが、現在もフリーランサーとしてニューヨーク・タイムズ・マガジンの仕事を続けており、その報酬を、ギニアに住む家族に仕送りしている。パンデミックのあいだは何カ月も仕事がなかった。「とても苦労しました。今では、人間を被写体に撮影することはほとんどありません」とドゥムブヤは言う。
ドゥムブヤは、椅子に深々と腰をかけながら、100万ドルを得られる日を夢見ている。摩天楼に魅せられていると話し、ちょっとためらったのちにこう言った。「ぼくの究極の夢は、自分の芸術性を徹底的に探究することです」。それを叶えるために、ギニアに家を買い、一流の撮影機材を取りそろえたスタジオを持つことを構想している。「それは自分のためだけではありません。ぼくの夢にはいつも、家族みんながいるんです」
左から右:「30アンダー30リスト2021年版」に選出された、フード&ドリンク部門のダン・レイバ(Dan Leyva)、ソーシャルメディア部門のマルケス・ブラウンリー(Marques Brownlee)、 マーケティング&広告部門のチラグ・クルカニ(Chirag Kulkarni)(MAMADI DOUMBOUYA FOR FORBES)