快適な睡眠は大事な投資。AnyMind Group十河宏輔がこだわり抜く「ワークアズライフ」の流儀


十河が実践しているボーダーレスな生活を支えるのは、仕事を生活の一部と捉えて楽しみ、快適な睡眠につなげる。常に仕事や日常生活に対して高揚感を感じているところが十河流なのだ。

文化や価値観、ルールが異なる様々な国で地元の人を採用し展開していくため、対人関係などでのトラブルやハプニングなどは頻繁に起こる。しかし十河はその問題点を、解決すれば改善する、伸び代が見つかったとポジティブに捉え、解決すれば成長できる、人間関係も良くなると、いい点ばかりを強調する。

「ちょっとのことでは驚かなくなってきましたね。耐性がついてきたかと。仕事を通じても、日々の生活も通じても、新しいものを発見する、新しいものを知る、新しいやり方を知る、などが楽しいんですよ。自分が知らない世界、自分が知らないことがあったという発見、こんなことがあるのかと。それが自分自身のモチベーションに繋がっているのかなと思います」

トラブルが発生したとしても「待っていました」といった体で、楽しんでいるかのように明るく語る十河。それも、普段の充実した睡眠と、規律性のある生活に支えられた体内リズムの確立によって得られた境地なのかもしれない。

▶連載:シゴトを変える睡眠

文=石澤理香子 写真=高嶋佳代

タグ:

連載

シゴトを変える睡眠

ForbesBrandVoice

人気記事