キャリアの向かうべき先を見失ったとき。自分への「問いかけ」が道を照らした




思いのベクトルはいつも社会に向けて。私が社会をよりよくしていく


いま、これまで当たり前だった「働く幸せ」の在り方が変わり始めています。

かつては終身雇用という保障の代わりに、組織の事情が圧倒的に優先される社会でした。今は、それを求めていない人たちも増えています。

子育て・介護・自分の病気などのプライベートの事情があって、仕事の時間を調整しなければいけない。それでも“短く濃く”働いて成果を出す人に、活躍の場が与えられるという社会にしていきたいですね。

私自身、執行役員としての働き方は今も変わらず時短。それでもパフォーマンス高く働けるということを体現していきたいなと。

プロダクトマネージャー時代と少し違うのは、自分の専門性を強みに働くスタンスから、目的のために全方位で全力を尽くす働き方に変わった点かな。日本全体に大きなムーブメントを起こせるよう、価値観ごと変えていくぞと熱意に燃えています。

自分がどんなキャリアを描いていくかといったことにはやはり興味がありません。

社会に対して何を成せるか、そのために自分は何をするか、を考え、できる限り自分の心にまっすぐに生きていきたいなと思っています。


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文=櫻井朝子

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