全米No.1女子高生の母に教わる、子育て後も幸せな「サステナブル夫婦」の形

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・将来に備えた収入アップができる
・夫の「時間」の投資によって子どもとの関係がよくなる
・万が一夫がリストラされても慌てなくていい
・妻がスキルアップして仕事をするようになったとき、子どもに次の二つの好影響がある(「ソーシャルキャピタル」と「カルチャーキャピタル」)

(1)ソーシャルキャピタル(人的財産、ネットワークなど)が増える

 ・仕事をすることで自分の人脈が増える
 ・すると、子どもの役に立つかもしれない人との出会いがある
 ・自分の人脈を通じて、子どもが多様な人に触れる機会を作れる

(2)カルチャーキャピタル(家庭の文化財産、家にどれだけ本があるかなど)が増える

 ・自分が勉強することで(家の中に)資料や情報が増える
 ・自分が家で勉強することで、自然に家庭の中に勉強する環境ができる

素晴らしい効果の数々です。

どんな思いを持っているのかを語り、パッションを共有することは大切です。

しかしそれと同時に、なぜ協力をして欲しいのか。どんなメリットが得られるのか。

そうした部分について、説得力のあるプレゼンができるようにぜひともなってください。そして夫は是非とも大切な妻のために共感と時間の投資をしてくださいね。

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※本記事は、『子育て後に「何もない私」にならない30のルール』(文藝春秋)より抜粋したものです。

ボーク重子◎Shigeko Bork BYBS Coaching LLC 代表。ICF(国際コーチング連盟)会員ライフコーチ。ワシントンDC在住。英国で現代美術史の修士号を取得後、1998年渡米、出産。2004年にアジア現代アートギャラリーをオープン。娘スカイは2017年「全米最優秀女子高生」コンクールで優勝。現在は日米での講演会に加え「ボーク重子の非認知能力を育む子育てコーチング」を主宰。

文=ボーク重子

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