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それが何年も続いて、全然うまくいきません。そして、あるときふと思ったんです。「そもそも、この人はなんでこんなに遅れてくるんだろう?」「どうしたら、遅れないようになるんだろう?」

感情的になるのではなく、初めて論理的に考えた瞬間です。

そこから私もいろいろ工夫するようになりました。

まずは待ち合わせの30分前になったら電話をしてみる。これをやってみましたが、けっこう電話に出ないんですよ。なので、うまくいきません。(中略)

その先でたどり着いたのは、まさに正攻法ですが、「どうして遅れて欲しくないのか」をきちんと説明することでした。

「あなたが30分、1時間遅れてくると、私はその時間、何もできなくて無駄にしてしまうの。やることがたくさんあるからその時間がもったいない。せめて連絡してくれれば、その30分や1時間でできることがあるの。だから、私の時間を無駄にしないためにも、遅れないで。遅れるときは、せめて連絡をしてね。あなたが遅れるとできないことがたくさん出てくるの」

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すると、夫は「なるほど、そういうことか」と理解して、少しずつ改善されるようになりました。「えっ、そんなこと?」と思う人もいるかもしれませんが、夫(男性)には、冷静に、きちんと筋道を立てて説明することが非常に重要かつ効果的です。

もちろん時間感覚は人それぞれなので、完璧にはなりません。今でも当たり前のように5分くらいは遅れてきます。

それでいて夫は「僕はものすごくよくなった」と満足げに言うので、「まだ5分遅れてるんだけどね」と思いますが、そこは大目に見ることにしています。

夫を説得する最強の方法──「つじつま」が合ったとき、男性は理解する


多くの女性は普段からいろいろなことを我慢して、溜め込んで、あるとき感情を爆発させてしまいます。ずっと溜め込んだ感情を爆発させているのだから「ちょっとは理解してよ」と当然女性は思います。分かって貰いたいですよね、本当に。

でも、これはまったくと言っていいほどうまくいきません。

感情を爆発させても、相手は「話の内容」や「問題の本質」ではなく、ただ感情だけを受け取ってしまいます。だから、その場では謝ってくれたり、わかってくれているような素振りを見せます。

でも、それは感情を受け取っているだけで、大事なことは何も伝わっていません。だから、私たちは「問題の本質はどこにあって、どのように言動を改善して欲しいのか」「その理由は何なのか」を冷静かつ論理的に伝えなければなりません。(中略)

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shutterstock.com

文=ボーク重子

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