冬の訪れとコロナがもたらす「名もなき不調」とは? 養生法や漢方アプローチを紹介


生活習慣の改善とともに漢方を活用したアプローチも有効だ。

ストレスが多いと感じる人は、まず気の巡りを良くして、リラックスに働く漢方薬がおすすめ。パソコンやスマートフォンの使用が多い人は、まず目を休めて、定期的に休憩を入れて神経を休めよう。ストレスが慢性化していると感じる人は、負担が続くことで、消耗して「気」や「血」が不足してしまっている人もいる。疲れ切っていて気力が湧いてこない人には「気」や「血」を補う漢方薬がおすすめだ。

寒さに弱く、からだが動かず、眠りの質が低下したり、気分が沈みがちになってしまう人も。冷えのダメージが大きい人は、温めを重視した漢方薬を選ぶ。

その他、胃腸を司る「脾」が弱い人、生命力を蓄える「腎」が弱い人、体質に合わせて必要な漢方薬を選んでいく。



これからも先行きは不透明。弱ったからだにはウイルスなどの「外邪」も入り込みやすくなる。

何かしら、不調がある時は、心やからだに負担がかかっているサイン。環境の変化や不調に振り回されないよう、冬にしっかり養生して春への備えをして、一年をより快適に過ごせるからだ作りをしよう。

症状や体質に合わせた根本的なケアが大切


漢方医学では、治したい症状だけでなく、からだと心の状態をふまえてオーダーメイドの治療方針をつくる。同じ症状であっても、その人の体質によって最適な漢方処方は異なるからだ。

『わたし漢方』では漢方を選ぶにあたり、体質をなるべく正確に把握するために、LINEでのカウンセリングを通して、体質を根本的に改善し、さまざまな不調が出にくいからだに整えていくアプローチの最適解を発見していく。

『わたし漢方』概要




『わたし漢方』は、LINEで身体の悩みを薬剤師に相談すると、自分にあった漢方薬を自宅に配送してくれるオンライン漢方相談サービスだ。カウンセリングはすべてLINE上で行い、最初の問診は24時間相談可能。漢方の専門家が直接悩みに答える。初回の問診はすべて無料。体質改善の相談と漢方薬の服用を希望する場合は有料プランとなる。漢方は貴重な天然資源からできているため、漢方薬局で購入すると2~6万/月ほどかかってしまうことがあるが、LINEでの相談に特化したことでどの処方も定額の1万円台と、より継続しやすくした。また購入後も、体質の変化に合わせて随時LINEで薬剤師に相談ができ、漢方薬の変更も無料だ。

水沼 未雅(みずぬま みか)◎『わたし漢方』創業者・薬剤師。京都大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科で博士号(薬学)を取得。アストラゼネカで新薬の開発にかかわった後、マッキンゼー・アンド・カンパニーでヘルスケア関連事業を担当。漢方で自身の不調が改善した経験から、2017年に『わたし漢方』創業。

PR TIMESより

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