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「食べること」をやめると聞くと、「それはちょっと難しいかも……」と思う人がほとんどではないだろうか? しかし、痩せる、活力がみなぎってくる、アルファ波が出てリラックスできる、睡眠の質が向上する、自分と向かい合える、しかも楽しい、などと聞けば、話は変わってくる。

年末年始のリセットタイミングに、このような劇的な結果が期待できるなら、試してみる価値はあるだろう。今回はファスティング(断食)のプロフェッショナル、NOUNの高橋大介氏のナビゲートのもと、その効果や方法をお伝えする。



生活を見直すきっかけになる


ファスティングといえば、ダイエットというイメージが強い。確かにファスティングをすれば確実に体重は落ちるので、ダイエットにはうってつけだ。そうして体重や体型を気にする人の駆け込み寺となったファスティングだが、この2〜3年でその捉え方が変わってきているという。

「以前はダイエット目的の方がほぼ100%だったのですが、このところ健康や美容目的の方が劇的に増えています」と高橋氏。その要因を次のように語る。

「30〜40代にもなると、病気ではないにしても、体のパフォーマンスが落ちた、肌の質が衰えたなどと感じている人がほとんどでしょう。人生100年時代ということも考えると、何か手を打たないとこの先良くないだろうな、と漠然とした不安も出てくる。そんな中、食生活や生活スタイルを見直すきっかけとして、ファスティングが注目されているのです」

内臓を休めることで効果が複利的に


ファスティングは一定期間食べ物を摂らないので、体は食べ物によるエネルギーを得られなくなる。それでもエネルギーは必要なので、脂肪を燃焼してエネルギーに変える。その脂肪は腹まわりの内臓脂肪なので、腹部の贅肉が優先的にとれてくるのだ。

走ったり、筋トレをしても、腹まわりの脂肪が落ちるのは最後。これが、ダイエットにファスティングが最適であるという理由である。ただ体重が落ちるだけではなく、理想の体型に近づけるのだ。

「僕も最初にファスティングを行った際、7日間で8kg痩せました。それこそ高校生の時の体重ですよ。お腹まわりがすっきりしたのももちろん嬉しかったのですが、それよりも体の内側から元気がみなぎるというか、中年特有の気だるさがなくなって、体がすっきりしたことに驚きました」

文=国府田淳

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