ネットフリックスが「2020年 話題作ランキング」を発表 今年のトレンドは?

Chesnot / Getty Images


2020年 日本で最も勢いのあったアニメ TOP10


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ネットフリックス提供

1.「日本沈没2020」
2.「呪術廻戦」
3.「泣きたい私は猫をかぶる」
4.「バキ」大擂台賽編
5.「攻殻機動隊 SAC_2045」
6.「炎炎ノ消防隊」シーズン2
7.「Great Pretender」シーズン1
8.「僕のヒーローアカデミア」シーズン4
9.「今日から俺は!!」
10.「Re:ゼロから始める異世界生活 新編集版」シーズン2
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アニメのランキングでは、10月に公開された映画の興行収入が300億円を突破した「鬼滅の刃」が1位かと思いきや、「今年配信されたアニメ作品」ではないため入っていない(配信開始は2019年)。首位は、ネットフリックスオリジナルアニメシリーズの「日本沈没2020」だった。

原作は、1973年に発表された小松左京によるサバイバル小説だが、コロナ禍というパンデミックに巻き込まれている現実世界と、国土の沈没というパニックに向き合う作品の世界観、そして必死に生き抜こうとする登場人物たちに共鳴した人も多かったのかもしれない。今回のアニメ化では、YouTuberが登場するなど、「今」の視聴者を惹きつける新しさも目を引いた。

4位の「バキ」は、日本以外でも50の国や地域でTOP10(総合)入りしていた。また、このランキングには入っていないが、日本以外で独占配信中の「七つの大罪」シリーズも世界70の国や地域でTOP10入りしている。ネットフリックスによれば、「2020年はアニメとドキュメンタリーの視聴時間がそれぞれ2倍に。年間で全世界1億以上の世帯がネットフリックスでアニメを再生した」という。
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文=松崎美和子

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