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2020.12.24 16:00

史上最も自然派なジープ。PHEV版レネゲードが示す、あるべき車の姿

手つかずの自然で楽しむキャンプ、雪山が相手のウィンタースポーツ、そして海ならサーフィン。

ジープはワイルドな環境が似合う車として知られ、それらのカルチャーとともに成長してきた。そのネクストステージは、育ててくれた「自然と共存」するためのアップデートである。

それが、今秋デビューした「レネゲード 4xe(フォー・バイ・イー)」。ブランド初のPHEVだ。
 
“自然が似合う”というルックスはそのままに、中身を“自然に優しく”載せ替えたニュータイプのジープ。アクティブ派なら、その価値を理解できるはずだ。




“最も小さなジープ”であるレネゲードに加わった、ジープ初のプラグインハイブリッドモデル。1.3Lエンジン+2基のモーターを搭載する。ガソリンエンジンと電気モーターを効率よく使って走るので、JC08モード燃費は16.0km/L〜17.3km/L(WLTCモード)と、ジープ史上最高の低燃費。また電気だけでも約48km走ることができる。展開は4WDのみで、オフロードでの悪路走破性はほかのガソリン車モデルと同等。掲載車両はトレイルホーク 4xe。価格は503万円~(リミテッド 4xeは498万円~)。

レネゲード 4xeの詳細はこちら


デザインそのまま。ジープらしさのキープに誰もが納得


アウトドアに馴染むデザイン。もはやこれはエンジンの最高出力のようなスペックと同様の価値を持ち、その意味でジープは“最高のスペック”を誇る。



そう、車とアクティブライフを楽しみたい人にとって、PHEVによくある“近未来的デザイン”は優先事項ではない。

むしろ自然と共存するためには、そこに溶け込むようなデザインがいい。大自然に囲まれたキャンプ場に似合う車を思い浮かべれば、自ずとわかるだろう。



その点、このPHEVを見ると「やはりジープはわかっている」と感心してしまう。ベースモデルのレネゲードのデザインをそのまま踏襲しているのだ。

フロントグリルに収まった丸目ライトと7本の縦スリット、スクエアを基調としたフォルムといったジープのアイデンティティはもちろん健在。進化しながらも、ジープらしさをキープした武骨なPHEVに仕上がっている。

レネゲード 4xeの詳細はこちら

なぜレネゲードなのか。答えは「ガシガシ乗り回してほしいから」




ジープ初のPHEVが、レネゲードであることも重要な意味を持つ。

レネゲードはジープファミリーのなかで最もコンパクト。狭い道でもスムーズに走れ、街乗りに適したモデルだ。そんな普段からガシガシ乗り回せる車だからこそ、PHEV本来の魅力が最大限発揮される。



車には1.3Lガソリンエンジン+電気モーターというPHEVシステムを搭載。電気モーターだけで走行可能な距離は最大48km。わかりやすく言うと、品川と横浜間を往復できるほどの距離を電気のみで走れるのだ。


走行モードは電気モーターのみで走るエレクトリックモード、電気モーターとガソリンエンジンを併用するハイブリットモード、ガソリンエンジンのみを使うeセーブモードの3種類を用意。

つまり、子供の送り迎えや休日の買い物など日常で車を使うのであれば、一切排気ガスを出すことはない。

ガソリンを一滴も使わずに走行できるということは、それだけガソリンスタンドへ行く機会が減り、経済的でもある。つまり、地球にも、財布にも優しいというワケだ。



もっと長い目で見ると、PHEVに進化したことで貯まるのはお金だけではない。電気モーターでの走行によって排気ガスを削減できれば、その分、自然環境のための“貯蓄”をしているようなもの。アクティブ派にとっての“遊び場”への未来の貯蓄。そう考えると、もっとガシガシ乗り回したくなるはずだ。

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PHEVによって、自然との共存関係が密になる




PHEVであるからといって、ジープ本来のオフロード性能は損なわれていない。

後輪用のモーターだけで250N・mという強力なトルクを発揮し、大地を力強く蹴ることができる。加えて電子制御によって緻密に後輪の駆動力をコントロール可能で、厳しい岩場や砂地等での操縦性も高い。


ドライブモードは従来のレネゲード同様、オート、スノー、サンド&マッド、ロックの切り替えが可能なうえ、新たにスロットルレスポンスとステアリングをシャープにするスポーツモードを追加することで、走行性能をより高めている。

また、長距離を移動する際には、電気モーターとガソリンエンジンを併用するハイブリッドモードが活躍する。バッテリー残量に応じて両者を自動で切り替えてくれるため、排気ガスの排出を可能な限り抑えられる。もちろんガソリンエンジンのみでの走行も可能なため、バッテリー切れを危惧する必要もない。


バッテリーをラゲージ床下に収めるPHEVも多いなか、この車はボディ中央のフロア下に搭載されるため、従来のレネゲードとラゲージスペースの容量に差はない。このようにアウトドアギアを充分載せていける。

状況に応じてモードを切り替えながら、キャンプ場へと出かける。アウトドアを楽しみながら、無理をすることなく自然と共存できるのもこの車の魅力だ。



自然が似合い、そして自然に優しいからこそ築ける“自然と車との良好関係”。史上最も自然派なジープは、アクティブライフを愛する人にとって最適な選択肢と言えそうだ。

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ニット3万円/ラッピンノット(ヘムト PR 03-6721-0882)、シャツ58000円/ヘリル(にしのや 03-6434-0983)、サングラス2万3000円/アイヴォル(アイヴァン PR 03-6450-5300)
[キャンプ場のシーン]
ダウンジャケット5万5000円、パーカー1万2000円、キャップ1万2000円/すべてザ・ノース・フェイス(ファンクション ジャンクション 渋谷店 03-3461-0373)、パンツ1万7000円/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(ナナミカ代官山 03-5728-6550)、靴3万5000円/ホカ オネオネ(デッカーズジャパン 0120-710-844)

Promoted by Jeep / photographs by 山本 大 / styling by 松平浩市 / hair&make-up by MASAYUKI(The VOICE)/ text by 籠島康弘

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