マネー

2020.12.15 18:00

【12月第2週資金調達まとめ】グローバルソーシング事業のモンスター・ラボが30億円調達


GROOVE X


調達額:18億円
調達先:SOMPOホールディングス / 日立グローバルライフソリューションズ
備考:資本業務提携 / シリーズB3での調達 / その他複数の企業から調達
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ヒューマノイドロボット「LOVOT(ラボット)」を開発するスタートアップ。Pepperに関わっていた事でも知られ、トヨタ自動車でスーパーカー「LFA」の開発や「F1」開発等に従事した経験を持つ林要氏が創業した。

「LOVOT」は2019年1月にラスベガスで開催された世界最大級の展示会”CES2019”をはじめとして、様々な国際的な展示会で受賞している。

360°見渡せる半天球カメラ・音声の方向も判別できる半天球マイク・明るさを感知する照度センサー・サーモグラフィーカメラなど50以上のセンサー、全身に暖かさを保つエア循環システムが内蔵され、生命感をリアルに演出している。
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同社の製品は、ノンバーバル(非言語)によるサブコンシャス(潜在意識、無意識)コミュニケーションを基軸としており、世界に類を見ないロボット作りを行っている。

2020年12月にSOMPOホールディングスと日立グローバルライフソリューションズなどの企業から約18億円の資本業務提携を実施した。これにより累計調達額は124憶1000万円となった。

今回の提携はこれからの高齢化社会やWithコロナ時代によるライフスタイルの変化に向けた新たなる社会的課題の解決、新サービスの共同開発に取り組むことを目的としている。

iCARE


調達額:15億円
調達先:JICベンチャー・グロース・インベストメンツ / SMBCベンチャーキャピタル / グローバル・ブレイン / セールスフォース・ドットコム / 三井住友海上キャピタル
備考:JICベンチャー・グロース・インベストメンツはリード出資 / シリーズDラウンド / グローバル・ブレイはSFV・GB投資事業有限責任組合から出資

健康管理システム「Carely(ケアリー)」の企画・開発・運営を行うスタートアップ。

「Carely」は健康診断・ストレスチェック・長時間労働対策といった企業の健康管理をクラウドで一元化・自動化する事ができる。その為、人事担当者・産業保健スタッフの業務工数を大幅に削減することが可能となる。

幅広い企業の健康管理の負担軽減を実現している実績を評価され、2020年7月に経済産業省等が後援する第5回HRテクノロジー大賞において、健康経営の普及・促進に貢献する優れたサービスとして健康経営賞を受賞した。

2020年12月、シリーズDラウンドによる総額15億円の資金調達を実施。

本調達によってプロダクト開発やセールスマーケティング活動、カスタマーサクセス体制やコーポレート機能のさらなる充実を図る方針だ。
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文=STARTUP DB

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