ビジネス

2020.12.13

カップルで起業するときの5つのコツ

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3. 同じ目標を持つ


ザ・スキニー・コンフィデンシャル(The Skinny Confidential)の創業者であるローリン・エバーツ・ボスティックが授ける、カップルで起業する上で最も重要なアドバイスは、ギブ・アンド・テークの重要性を理解することだ。彼女はまた次のように述べている。

「私たちは役割を決めている。2人で、誰がどの分野に取り組んでいるかを戦略的に考えることがこれまで非常に役に立ってきた。目標を定義しなければ、同じ目標を目指すことはできない。2人が同じ岩を同じ丘で押し上げているようにすることが必要だ。(カップルで)一緒に働くことは、私がこれまでしてきたことの中で特に難しいことの一つだったが、同時に非常にやりがいがあることでもあった」

4. 状況に適応する


もう一つ重要な点は柔軟性だ。妻のモーガンとともにバーン・ブート・キャンプ(Burn Boot Camp)を創業した共同創業者のデバン・クラインは、多くの役割をこなしている。彼は夫であり父であり、CEOでトレーナーなのだ。クラインは自分の強みを、状況に合わせて適応できることだと述べている。

「CEOの気性は、私の父親としての性格よりもはるかに忍耐さに欠けるものだ。私は父親としては非常に我慢強く、ジムやビジネスで成功をつかむための私の競争心とは逆だ。私は、モーガンから最高執行責任者(COO)として話をされるときには客観的で単刀直入な話し方になることを知っている。夫婦として話すときには、人生についてリラックスして考えることが許されている」(クライン)

5. 自負心を持ち過ぎない


人生のパートナーと起業するには、相手に対する大きな信頼が必要だ。そのため、初めから信頼関係があることを確認しておくこと。

シンプルで時代を超えたスタイルで知られるジュエリーブランド、ゴリアナ(Gorjana)の共同創業者、ジェーソン・グリフィン・ライデルCEOは「自分が方程式の半分以上になることは決してなく、2は常に1の倍であることをいつも自分に言い聞かせておくこと」と語った。

彼は、パンデミック(世界的大流行)中に一緒に働くことには良いことさえあったと補足した。

「私たちの間では、相乗効果がはるかに高まった。パンデミックにより、アパートの床でビジネスを始めたときの起業初期の原点に引き戻された。過去8カ月間はまさにこのような状況で、同じ部屋で11時間、ジャージを着て過ごしていた。ビジョンと信頼だけを通し、計画なしに急いで素早く決断を下していた」(ライデル)

翻訳・編集=出田静

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