イーロン・マスク(Photo by Britta Pedersen-Pool/Getty Images)

テスラCEOのイーロン・マスクは12月8日、カリフォルニア州からテキサス州に移住したことを認めた。カリフォルニア州におけるテスラとスペースXのオペレーションは今後も継続するが、マスクはカリフォルニア州の新型コロナウイルスの感染拡大防止策に反発していた。

マスクは、8日のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のCEOサミットで、転居について尋ねられると、自身が抱える2つの巨大プロジェクトが今はテキサスで進んでいると述べ、テスラやスペースXがそこに拠点を置いていると述べた。

彼は、移住した事を認める前は、自動車メーカーや航空宇宙関連の企業の多くが、カリフォルニア州から離れつつある中でも、「テスラとスペースXは、カリフォルニア州で巨大なオペレーションを実施中だ」と述べていた。

マスクは、カリフォルニア州はシリコンバレーのスタートアップの成功を当然のことと考え、その地位に甘んじていると述べた。さらに、当局はイノベーターたちがやることに口をはさむべきではないと話した。

マスクが移住するとの憶測は、以前から囁かれていた。CNBCは先週、マスクと親しい人物の証言として、彼がテキサスに移住を検討中だと伝えていた。さらに、ブルームバーグもマスクが彼の財団をテキサスに移したと報じていた。

今年5月にマスクは、カリフォルニア州のアラメダ郡を相手取った訴訟を起こし、テスラの工場の稼働を制限するのなら、会社を州外に移転させると述べていた。

フォーブスの試算でマスクの保有資産は現在、1447億ドル(約15兆円)に達している。カリフォルニア州の個人所得税の税率は最高13.3%となっているが、テキサス州は個人の所得税を徴収しないことで知られている。

編集=上田裕資

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