日本の豪華ホテルがオープンラッシュ。外国人が勧める注目の最新ホテル8選

東京のパノラマビューを一望するダイニング『ヴェルテュ』


7. リッツカールトン日光


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リッツカールトン日光の屋外テラス

マリオット・インターナショナルが7月15日にオープンした「リッツカールトン日光」は、北関東が誇る文化の香り高く自然豊かなユネスコ文化遺産のなかにある。

中禅寺湖の静かな湖畔にたたずむこのリゾートホテルからは、日光の有名寺社にも日光国立公園の大自然にもアクセスが容易だ。木や石などの自然素材を取り入れたジャパニーズモダンなデザインは、この地の風光明媚な景色からヒントを得て、それを最大限に活かしている。

「ザ・リッツ・カールトン・スパ」では本格的な温泉が、「日本料理BYザ・リッツ・カールトン」と洋食レストラン「レークハウス」、そして「ザ・バー」と「ザ・ロビーラウンジ」では、それぞれ異なる食体験を堪能できる。湿原を訪れるサイクリングや滝を巡る“修験道エクスペリエンス”など、日光ならではのアクティビティにも事欠かない。

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リッツカールトン日光には図書室もある

8. HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ ミツイ キョウト)


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ホテル ザ ミツイ キョウトのエントランス

日本ならではの安らぎと充足感と“おもてなし”、造形美、料理、そして造園芸術を取り入れてつくられた「ホテル ザ ミツイ キョウト」では、古き良き日本と現代日本それぞれの美点を間違いなく実感できる。マリオット・インターナショナルが誇るラグジュアリー・コレクションの一翼を担うこのホテルは、11月3日に世界遺産である二条城の真向かいにオープンした。

デザインに力を注いだこのホテルの客室とロビーその他のパブリックスペースは、香港デザイン界の気鋭アンドレ・フー、広々とした中庭は日本を代表するランドスケープデザイナー宮城俊作、スパエリアとレストランは数々のラグジュアリーホテルでの実績を持つ赤尾洋平がそれぞれ担当した。このデザイン界の“アベンジャーズ”を束ねるマスター・デザインアドバイザーは、これまたトップデザイナーの栗生明だ。

フレンチと和食が融合した鉄板焼き「TOKI(都季)」、イタリアンのオールデイダイニング「FORNI(フォルニ)」、ライトアップされた日本庭園を堪能できる「THE GARDEN BAR(ザ・ガーデンバー)」などでの食体験も豪華に用意されている。京都市中心部にあるラグジュアリーホテルで唯一の自家源泉の天然温泉「サーマルスプリングSPA」にも注目だ。

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ホテル ザ ミツイ キョウトのスパ

翻訳・編集=黒木章人/S.K.Y.パブリッシング/石井節子

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