日本の豪華ホテルがオープンラッシュ。外国人が勧める注目の最新ホテル8選

東京のパノラマビューを一望するダイニング『ヴェルテュ』


5. 東山ニセコビレッジ(リッツ・カールトン・リザーブ)


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東ニセコビレッジの「うめラウンジ」

12月15日、<リッツ・カールトン・リザーブ>の日本初上陸となる「東山ニセコビレッジ」が開業する。この50室のリゾートホテルは、ニセコ連峰の主峰アンヌプリ山の麓にたたずみ、名峰羊蹄山の壮大な景色が広がるYTLホテルズのニセコビレッジ内にある。

ニセコビレッジは8.8平方キロメートルの面積を誇るスキー場だけでなく、バックカントリースキーのできる広大なエリアも備え、北海道の文化と伝統とともにグルメも楽しめる一大リゾートになっている。「東ニセコビレッジ」には寿司を楽しめる和食処やシグネチャーメニューのあるレストラン、ラウンジがあり、温泉とフィットネスジムを備えたスパもある。

トレッキングなどのアクティビティや各種セラピー、そしてグルメに至るまで、このホテルが提供するサービスはすべて“花鳥風月”をコンセプトとし、日本の四季の美を感じられるようになっている。

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ニセコビレッジに広がる白銀の世界

6. ACE HOTEL KYOTO(エースホテル京都)


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エースホテル京都のデザインコンシャスな客室

本年6月、新しいデザイナーズホテルが京都で控えめにオープニングした。213室からなる「エースホテル京都」のコンセプトは、先進と創造の気概に満ちた京都への敬意だ。

ホテル自体は、1926年に逓信省の吉田鉄郎の設計で建てられた旧京都中央電話局を日本を代表する建築家である隈研吾が改装した、京都市営地下鉄の烏丸御池駅と直結する商業施設<新風館>のなかにある。インテリアは京都の伝統工芸と素材に地元とアメリカの作家たちのアート作品を組み合わせ、東洋と西洋の美学を融合したものになっている。

飲食施設は日本初上陸のポートランド発サードウェーブコーヒー「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ」、バー&タコスラウンジの「Piopiko(ピオピコ)」、マーク・ヴェトリの「Mr. Maurice’s Italian (ミスター・モーリスズ・イタリアン)」の3つ。中庭に面する3軒目のレストランも近々オープン予定。

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スタイリッシュなインテリアのエースホテル京都
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翻訳・編集=黒木章人/S.K.Y.パブリッシング/石井節子

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