興味深いことに、iPhoneの旧モデルの一部では、iOS 14が公開されたときからこの不具合が出ていたらしい。しかし、それが表面化し、問題として広く知られるようになったのは新型iPhone 12が発売されてからだった。もっとも、以下のツイートを見るに、アップルはまだ真剣に受け止めていないようだ。
「アップルとTモバイルのサポートに問い合わせたが、今のところどっちも進展がない。技術部に上げたらしく、回答待ち。アップルの担当者はいかにも“うちの問題じゃない”みたいな感じだったけど、これだけ影響が広がってるのにね」
11月20日にはiOS 14.2.1がリリースされたが、肝心のSMS問題は解決していない。セキュリティ対策の2段階認証でも必要になるSMSは、受信できなかったときのリスクが大きい。不具合が解消されるまでは、「iPhone 12がほしい」という気持ちをグッと我慢するようお勧めする。