激動の2020年でも「楽観的思考」を持ち続ける方法

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2. 感謝している人のリストを作り、そのことを知らせる

私は頻繁に旅をする。その中で、「あなたの街にやってきたので、友達でいてくれてありがとうと言おうと思いました。元気にされているとよいです」と言うためだけにテキストメッセージを送れる人を3、4人考えるようにしている。

これは頼みごとをしているわけでも、返事さえも必要なく、ただシンプルに感謝の気持ちを伝えるためだけのものだ。こうすることで、自分にとって大切な人により大きな感謝の気持ちを持てるようになり、相手には自分が大切にされていることを思い出してもらうことができる。これは双方に効果をもたらすものだ。

3. 短い手紙を送る

私が2020年に学んだことは、手書きの手紙が非常に貴重なものだということだ。人々のズーム疲れが進んでいることが科学的に示され、より目に見えるコミュニケーションが強く求められている。

私は、複数の米大統領や要人のそばで葬儀を執り行うという栄誉を得たことがある。私はこうした人全てから礼状を受け取り、こうした手紙はまだ全て保管されている。しかし、前向きな手紙を友人に書くことでどれほど自分自身の気分が上がるかということを、私は今年になるまで理解していなかった。

可能な場合は、感謝のメモをカードに書こう。メモの長さは、それが手書きであるということ比べればはるかに重要ではない。年末は自分のそばにいることができない人に感謝のメモを書く時間を作れば、相手はそれを長期にわたって保管し、あなたの心にも良い効果があると約束できる。

今年はこれまでとは比べものにならない年だ。しかし、感謝することに今までよりも熱心に取り組めば、意気消沈するような2020年でも希望を見出せるような楽観的思考に通じる扉を見出せるはずだ。

翻訳・編集=出田静

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