外出先でサイン、PDF化も。画期的スキャンアプリ「MDScan」

MDScanを使用したスキャンの見本とサイン入力画面。


使い勝手の良さ


MDScanでは、受領証やクーポン、記事、写真など、写真に撮れるものならなんでもすぐにスキャンできる。書類なら、使いやすい調整機能を使って、スキャンした画像のサイズ調整が可能だ(もしくは、写真を撮る際のサイズをあらかじめ設定することもできる)。

ほんの数回のクリックで、Googleドライブ、Dropbox(ドロップボックス)といった自分が利用しているオンライン・ストレージサービスに自動的に保存するよう設定することもできる。私はときどき文書を手書きで書くのだが(珍しいことなのはわかっている)、ジャーナルファイルに記録しておきたいので、複数ページを迅速にスキャンする「Batch Mode(バッチモード)」を使用している。望み通りの速さでスキャンして(写真を撮って)、あとで処理する「Spy Mode(スパイモード)」という機能もある。

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Getty Images

スマートフォン(もしくはGoogleドライブ)にすでに保存してある写真や文書を開き、必要に応じて修正したり編集したりすることも、変更後に再保存することも可能だ。前述した高性能のOCR機能だが、使ってみたところ手書き文字(少なくとも私の書いた文字)ではうまく処理できなかった。

<MDScanの主な機能と利点の概要>
どんな画像もPDFへ変換
文書の境界線検出と遠近補正
画質の改善
迅速なスキャンと複数ページの文書の処理
ファイルの共有は簡単、アップロードは瞬時
返金保証

スキャンアプリをたまにしか使わないなら、Lite版を試してみよう。使ってみて便利だと思ったら、私のようにアップグレードすればいい。5ドルほどの安価なアプリだが、MDScanは多くの機能を搭載している。現在のように家にいなければならない状況においては、このアプリは特に有益だと実感している。オンラインで授業を受けることになった息子のために電子ファイルの文章を修正する機会が結構あるからだ。

翻訳・編集=中田しおみ/S.K.Y.パブリッシング/石井節子

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