エスト
日本の食材にこだわり、サステナブルかつ「感情を呼び起こす」美食を
フランスで52年間ミシュラン三つ星を保ち続けている老舗「トロワグロ」。その東京店を長年任されてきたギヨーム・ブラカヴァルシェフが自らの料理を提案する初めてのレストラン、「est(エスト)」が今年9月、フォーシーズンズホテル東京大手町にオープンした。
この名前は、英語の最上級であるのと同時に、「エモーション(感情)・シーズン(季節)・テロワール(土地)」の頭文字をとり、日本の最高の食材で、感情を呼び覚ます料理を提供したい、という想いが込められている。
日本の風土を表現するため、ミネラルウォーターも国産にこだわるなど、日本に極限まで焦点を当てる。美食の愉しみを大切にしつつも、環境問題へのアプローチから、野菜や魚を主役に据えた料理も多い。
クリスマスメニューは、いつもよりもトラディショナルなものを、と、ランチタイムは日本の青首鴨やホロホロ鳥など、100%国産の肉をパイ生地で包んだ「トゥルト」を提供。優しい味わいは、幅広いラインナップの日本ワインとも相性が良い。高い天井に続く窓からどこまでも見渡せそうな、39階からのダイナミックな夜景と共に、日本の風土の豊かさを感じたい。
提供期間:12月24日〜26日
料金:ディナーコース 3万5000円、ランチコース 1万5500円〜