はじまりは新卒3年目の「意図しない転職」。人生と仕事の関係性を模索した20代

Rapyuta Roboticsで働いている 徳永康彦氏



元旦、実家近くから見た日の出。MBA留学という新しい挑戦へ、扉を開いた

外の世界で知る自分


日本にいると協調や、和などをみださないという意識が自然と出るが、転職を経験して「価値ある差別化」が大事と気づくようになった。

他人と同じだとあまり自分の価値や特徴を自信を持って強調しづらい。

業務に関係する中で使えるスキルや経験で、自分が持っている組み合わせは一体いつどこで価値を出せるのか。

これを強く意識することになった。また、いつ会社がなくなっても、自分を救えるのは自分だけ。そう思った時に、自分を救う経験やスキルは一体なんだろうと考えることが多くなった。

外に出るとさまざまな人に出会える。今までと違った業界を経験すると、これまでの当たり前が特別なことであったり、自分にとっては目新しいことでも他の業界では当たり前だったりする。その意味で、外の世界を知ることは、自分をより高い解像度で見られるようになるのでとても大切だ。

自分にとって初めての長期留学。外の世界を知る上で、留学はこの上ない経験になるだろうと思い、興奮と緊張でいっぱいだった。

(続く)



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文=徳永康彦

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