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6月の香港ディズニーランドの様子(Photo by Billy H.C. Kwok/Getty Images)

香港政府は11月30日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、これまでで最も厳しいレベルの規制を導入し、カラオケ店や遊園地など、ほとんどの娯楽施設を閉鎖すると発表した。これを受けて、香港のディズニーランドも12月2日から閉鎖される。

パンデミック後に香港ディズニーランドが閉鎖されるのは1月と6月に続いて、これで3度目となる。

ディズニーランド・パリは10月に2度目の閉鎖を行ったが、11月25日には、以前に予定されていたクリスマスの再オープンを中止し、2月まで閉鎖を続行すると宣言した。

カリフォルニアのディズニーランド・リゾートは3月に閉鎖されて以来、そのままになっている。ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーは先日、一部のショップやレストランを再開したが、テーマパークの施設は閉鎖されている。

フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドはオープンしており、ディズニーは先日の第4四半期決算発表にあたり、同パークのキャパシティを通常時の25%から35%に増やしたと発表した。東京ディズニーランドと上海ディズニーランドも、営業を続けている。

ディズニーのパーク、エクスペリエンス、プロダクト部門は、テーマパークの閉鎖や制限により2020年度に8100万ドル(約84億5000万円)の営業損失を計上した。同社は9月、パンデミックによる打撃からパーク部門の米国人従業員2万8000人をレイオフすると発表したが、11月25日にはレイオフ対象を3万2000人に引き上げた。

ウォルト・ディズニー・ワールドの7月の再オープンは、フロリダにおける感染者の急増の最中だったため、激しく非難された。一方で、ディズニーは、カリフォルニア州でのテーマパークの営業再開を認めない州政府に反発している。

ディズニーランド・リゾートのケン・ポトロック社長は10月の声明で「カリフォルニア州のガイドラインは恣意的なものだ」と批判し、シャットダウンの継続は数千人もの人々を失業させ、地元経済を荒廃させると述べていた。

カリフォルニアのディズニーランドは、州の現在のガイドラインの下では、2021年までに完全再開を果たす可能性は低く、同社は訴訟に踏み切る構えだ。

一方で、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールドは今後、地元の感染者数が増加しても、閉鎖される可能性は低い。フロリダ州知事のロン・デサンティスは、11月30日の記者会見で、閉鎖措置には反対だと述べた。

ディズニーCEOのボブ・チャペックは11月12日の第4四半期決算発表で、テーマパークの予約は、パンデミックにも関わらず伸びており、「これは非常に励みになる兆候だ」と述べていた。

編集=上田裕資

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