彼女は、自身も出演した映画「リトル」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたが、2019年4月に映画が公開された当時の年齢は14歳と241日だった。
16歳になったマーティンは、彼女がギネス・ワールド・レコーズに提出した証拠が、検証プロセスで承認されたのを受けて11月30日、正式に世界記録保持者として認定された。
映画「リトル」はある日突然、13歳の少年に戻ってしまったテック企業のCEOを主人公にした作品で、マーティンが子供時代のCEOを演じ、女優のレジーナ・ホールが大人になってからの主人公を演じた。
マーティンは、2019年のAP通信の取材に、彼女が映画「リトル」のアイデアを思いつき、ユニバーサルに提案したのは10歳の時だったと話していた。
「私はいつも自分がわくわくできる作品を作りたいと思っていたから、それが実際に実現できた時は、途方も無く幸せな気持ちだった」とマーティンは声明で述べた。
映画「リトル」は昨年、世界で約4900万ドル(約51億円)の興行収入をあげていた。
「私と同じ黒人の女の子たちがみんな、変化を起こせることを知ってほしい。人生は一度きりなんだから、やりたいことをやるべきだ」と、マーティンは声明で訴えた。
マーティンは、2014年に10歳で演じた「ブラッキッシュ」のダイアン・ジョンソン役で通目を集めた。彼女はこの作品の演技で、BET AwardsやNAACP Image Awards、Young Artist Awardsを受賞していた。
彼女は昨年のフォーブス「30 UNDER 30」のハリウッド&エンタメ部門にも選出されていた。