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Photo by Tayfun Salci/Anadolu Agency via Getty Images

米国で先日行われた大統領選で、票を投じる米国の有権者にとって重要な問題とされていたものの一つが警察改革だ。警察による暴力を非難する抗議活動は、黒人男性ジョージ・フロイドが白人警官の暴行により死亡してから半年以上たった今も、米国で定期的に行われている。

最近では、黒人男性のウォルター・ウォレス・ジュニアがフィラデルフィアで警察に射殺されたことにより暴動が生じた。フィラデルフィア警察は暴力と略奪も伴ったこの混乱を鎮めようと、2晩目には7つの地区の住民に屋内待機を要請した。

それでは、米国の一般市民は警察にどれほどの信頼を寄せているのだろう?

米調査会社ギャラップは先日、同社の法・秩序指標(Law & Order Index)を発表した。これは、さまざまな国で過去1年間に報告された警察への信頼度や個人の身の安全に関する感覚、窃盗や強盗などの発生数を基にした集成値だ。100点中、点数が高い国ほど安全・安心とされる。ただ、この調査結果は2019年のもので、ジョージ・フロイドの死や、それ以降米国中で多くの混乱が引き起こされる以前のものだ。

ギャラップの最新の指標によると、米国のスコアは100点中85点で世界平均よりも高く、欧州のアイルランドやフランス、スウェーデンと並ぶ水準だった。犯罪率の低さで知られるシンガポールは、独裁国家のトルクメニスタンと並び最もスコアが高く、97点だった。中国は94点で3位になり、アイスランドとクウェートは93点で4位だった。

また警察への信頼度が最下位の国はアフガニスタンで、スコアはわずか43だった。同国で日々どれほどの暴力行為が起きているかを鑑みれば驚くべきものではない。ギャラップの調査によると、下から2番目はガボンでスコアは52だった。リベリアとベネズエラはどちらも54点で、下から3番目となった。

翻訳・編集=出田静

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