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今年のiPhone 12シリーズで採用されたMagSafeは、既に多くのユーザーに歓迎されており、来年の最新モデルをポートレス仕様にすることは理にかなっている(Image by Ming Yeung/Getty Images)

アップルのiPhone 12シリーズは好調な滑り出しとなった模様だが、来年の最新端末は今年をさらに上回るイノベーションを詰め込んだモデルになりそうだ。

アップル関連の確度の高いリーク情報で知られるジョン・プロッサーは、彼が今年5月時点で入手した情報を再確認し、来年のiPhoneの一部の機種が充電端子を持たない「ポートレス仕様」になり、ワイヤレス充電のMagSafeを用いることになると述べている。

プロッサーは彼が運営するユーチューブ番組Front Page Tech showで、その詳細を説明した。

「来年のiPhoneのうちの1機種は、ポートレスになる。アップルはMagSafeによって、ライトニングケーブルを置き換えるだけでなく、USB-Cのような普遍的な技術を用いないことで、自社の独占的利益を確保できる」とプロッサーは説明した。

このニュースは、様々な議論を呼び起こす可能性があるが、プロッサーはこの情報の確度に自信を抱いている。今年のiPhone 12シリーズで採用されたMagSafeは、既に多くのユーザーに歓迎されており、来年の最新モデルをポートレス仕様にすることは理にかなっている。

しかし、ワイヤレス充電における最大の課題は充電スピードの問題だ。MagSafeの現行モデルの最大出力は15Wであり、アップルがこれを増加させない場合、外出先での充電はイライラする経験になる可能性が高い。

アップルはまた、外部メーカーが発売中のQi規格のワイヤレス充電器を用いた際の充電速度を高める可能性もある。Qi規格のワイヤレス充電器は最大15Wに対応しているが、iPhoneでは現在、上限が7.5W(一部モデルでは5W)に制限されている。

そのような課題はあるものの、筆者はアップルが次期モデルでポートレス仕様を導入することを期待している。来年のiPhone 13 Pro Maxは、史上最大のバッテリー容量を持つiPhoneになる見通しであり、アップルが新たなチャレンジに踏み出す上で最適な端末になるだろう。さらに、来年のPro Maxは今年のiPhone 12 Pro Maxと同様に、シリーズ最強のカメラ機能の搭載が期待されている。

来年のiPhone 13シリーズは、従来よりも大幅にリフレッシュレートが高い120HzのLPTOディスプレイを採用し、指紋認証のTouch IDを復活させ、ストレージ容量も拡大される。アップルが充電ケーブルの廃止という大きな変革に挑むとしたら、13シリーズは絶好の機会となるはずだ。

さらに言うと、アップルが仮に独自のワイヤレス充電技術で多くの顧客を魅了することができれば、その後の数年に渡り、安定的な売上を確保することにつながるだろう。

編集=上田裕資

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