Close RECOMMEND

Born and educated in Edinburgh, Scotland, I've been traveling...

Photo by James Lee on Unsplash

私たちは今年、イナゴの大群襲来や、「殺人バチ」の侵入、米国防総省公認のUFO(未確認飛行物体)動画、そして数々の陰謀論を生み出してきた新型コロナウイルスの流行に見舞われてきた。そうした中で今度は、米ユタ州の砂漠に光り輝く金属柱が出現し、映画『2001年宇宙の旅』に登場する「モノリス」に似ているとして話題を呼んでいる。

この柱を見つけたのはユタ州公安局航空部。同州南東部で、野生生物管理当局によるオオツノヒツジの頭数調査に協力していた際のことだった。

ユタ州公安局は発表で「任務中に奇妙な物体を見つけ、調査のため付近に着陸した」と説明。現場には、誰が柱を設置したのかを示すものはなかったという。



柱は人里から遠く離れた場所にあり、見物に訪れた人が遭難してしまう危険性があるため、その正確な位置は公表されていない。それに今年の状況を考えると、この柱は新興宗教などを生みかねない。もしかしたら、既に想像力豊かな人によって「Qアノン」の陰謀論に取り込まれているかもしれない。

付近に着陸したヘリコプターのパイロット、ブレット・ハッチングスは地元ニュース局KSLテレビに対し「誰かがいきなり消えたら皆一斉に逃げ出すだろうな、なんて冗談を飛ばしていた」と語り、柱を建てたのは「ニューウェーブの芸術家か何かじゃないかと思っているが、『2001年宇宙の旅』の大ファンだってこともあり得る」と述べた。

『2001年宇宙の旅』では、モノリスの出現によって人類は認知能力が大きく進化するため、今はおそらく最良のタイミングではないだろう。

米国では、連邦政府が管理する公有地に許可なしで構造物や芸術作品を設置するのは違法なので、この柱もその目的が何であれ、近くなくなるかもしれない。高度な文明を持つ宇宙人が人類とコンタクトを試みようとしているのであれば、急いだ方がよさそうだ。

編集=遠藤宗生

PICK UP

あなたにおすすめ