来年こそは「新年の抱負を達成する」ために。見直すべき5つのこと

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習慣にできない


ジェームズ・クリアーは、人生におけるあらゆることが習慣の結果だと言っている。もし新年の抱負が悪い習慣を断ち切るというものなら、代わりに同じ目的に役立つ良い習慣を取り入れる必要がある。例を挙げてみよう。たとえば、毎日3時にお腹が空くとする。ここでドーナッツを食べていたら体重は減らない。けれども、おやつをバナナとひと握りのアーモンドにしたら、空腹もまぎれるし、甘い物を食べたいという欲求も満たせる。

悪い習慣を引き起こすきっかけになることも意識して避けよう。ドーナッツ店の前を通らないで、別の道を通って帰ったらどうだろう。今日の小さな変化が、長い目で見れば大きな結果を生み出すのだ。

サポートがない


サポートがなければ、何事も達成することはできない。仲間が必要だ! サポートにはさまざまな形がある。コーチやトレーナー、アシスタントを雇うのが理想的だが、お金のかからない方法でも十分に助けとなる。毎週土曜は、子供の朝食の準備をパートナーにまかせて、高強度インターバルトレーニングに通ってみたらどうだろう? あるいは友人と成果報告のメッセージを送りあってみるのもいいかもしれない。自分に必要な助力を求めるのをためらってはいけない。

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ゴールへの道をたどれていない


習慣や抱負を身につけるには時間がかかる。そのため、クリアーは進捗状況を把握することを強く勧めている。「長期的に努力を重ねて成果が出てくるのを待つことも必要だが、努力を継続するためには短期間での動機づけも欠かせない」と彼は言う。「自分が正しい道をたどっているのを確かめるために、すぐに返ってくるフィードバックも必要になる」

ゴールまでの道一歩一歩を確認していくことで、自分に責任感をもたせることができる。ひとつひとつ進み具合を点検してみよう。毎日の食事の内容、月ごとの数値、週ごとの体重など、できるだけ単純なものがいい。どれも忘れず記録しておこう。昔ながらにノートに書き留めてもいいし、アプリのスプレッドシートを使ってもいい。

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ゴールへの道を追跡するもうひとつの利点は、モチベーションを保てることだ。前月の結果が目に見える形で示されれば、続けていこうという気持ちが強まるにちがいない。

翻訳・編集=小林綾子/S.K.Y.パブリッシング/石井節子

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