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エクサウィザーズ代表取締役社長 石山洸

発売中のForbes JAPAN2021年1月号の特集「日本の起業家ランキング2021」で2位となったのは、エクサウィザーズの石山洸。

AI(人工知能)による社会課題解決という壮大なミッションに挑む起業家。昨年、「現代の空海」と紹介した石山洸率いるエクサウィザーズは特異な成長を遂げた。


「『戦略的カオス』を楽しんでいるところはあるかもしれませんね」

AIを用いた社会課題解決を掲げる、エクサウィザーズ代表取締役社長の石山洸の言葉通り、同社のこの1年の成長は特異だ。

コロナ禍におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に伴い、売り上げは倍増。ただ、それ以上に特筆すべきは、この1年にリリースした製品・サービスの数だ。1. Care Tech(介護)、2. Med Tech(医療)、3. HR Tech、4. FinTech、5. Robot Tech、6. Vision Tech──と6つの事業領域で、合計10製品・サービスを提供開始。

家族介護のお悩み解決アプリから、オンライン遠隔リハビリサービス、リモート環境における従業員のコンディション管理、デジタルイノベーターに必要なスキルと素養を測定しDX人材を発見・育成するプログラム、高齢者を対象にした親子で共有できる口座見守りサービス、高性能二眼レンズ搭載のエッジAIカメラ、高性能AIによる文脈を理解するFAQ検索エンジンなど、多領域かつ多様なサービスを始めた。

「AIを用いた社会課題解決を掲げることで共感する人が集い、トレンドが来る前に意思をもって社会実装を進めてきたことで他社より一歩先をいける側面はあるかもしれません」と石山が語るように、それを生み出す人材も、多様だ。エンジニア、戦略コンサル、介護士や理学療法士といったドメイン専門家、さらには今年に入り、LINEやDeNA、メルカリなどに在籍したプロダクトに携わってきた人材の加入も進んだ。

2019年10月には約150人だった社員数は20年10月には約250人に増加し、社員の国籍は22カ国に及ぶ。また、JT元副社長の新貝康司、ベイン・アンド・カンパニー元日本代表の火浦俊彦が社外取締役を務め、英オックスフォード大学教授マイケル・オズボーンをはじめ、AI、ロボット、医療などの分野における国内外のさまざまな有識者たちも共感し、アドバイザーとして参画する。

文=フォーブスジャパン編集部 写真=三部正博  ヘア&メイクアップ=内藤歩

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