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フォーブス共同編集者

Chesnot/Getty Images

スナップチャットはTikTokに対抗する新機能「スポットライト(Spotlight)」を導入し、トップクリエイターらに、一日あたり100万ドルの賞金を分配しようとしている。

スナップチャットの運営元のスナップは11月23日、スポットライトの導入をアナウンスした。この機能は、ユーザーがまだフォローしていないユーザーのコンテンツを表示するもので、これまで友達同士のメッセージに主眼を置いてきたスナップチャットの姿勢とは一線を画している。

スナップの発表によると、同社はユニークビューに基づいて最もパフォーマンスの高い投稿を判断するという。しかし、100万ドルの資金をどのように分配するのかなどの、詳細は現時点では不明だ。賞金制度は少なくとも2020年の年末までは継続する予定という。

SNSアプリの大手らは、TikTokの急激な成長に対抗するために様々な施策を講じている。TikTokの米国での月間アクティブユーザー数は2年前に約1460万人だったが、今年10月に約4000万人にまで急上昇している。

インスタグラムはTikTok に対抗する動画機能のリール(Reels) のテストを8月から開始し、11月上旬に実装した。

米国のトランプ政権はTikTokを禁止する準備を進め、親会社のバイトダンスに、このアプリを米国企業に売却するよう迫っていた。しかし、TikTokは連邦政府に対していくつかの裁判で勝利を収め、トランプ大統領の任期切れも迫っているため、TikTokがこのままの勢力を保つことも十分考えられる。

そんな中、TikTokの競合アプリは今後も警戒を怠らないことを求められる。

スナップチャットのスポットライトは現在、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国、アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、フランスで提供されており、その他の国でも「まもなく提供開始予定」という。

スナップは、スポットライトの投稿を検閲し、問題のあるコンテンツを排除しようとしている。また、コメント欄は設けられず、ヘイト投稿の掲載を防いでいる。

編集=上田裕資

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