ゼネラル・カタリストのパートナー、マーク・クレインは、ヘイデイについて「アマゾンやほかのマーケットプレイスで起業や販売をしようとする人が集まってくる場所にしたい」と述べている。
ヘイデイ創業者のリマーズは、中小企業向けにクレジットライン(融資枠)を提供するファンドボックスに6年務めていた間、多くの起業家が成長のための資金を得るのに苦労する姿を目にしていたという。
アマゾンで販売する業者には、自宅で働く個人起業家が多く、ある時点で、事業を次の段階に引き上げるための資本や労働力、技術の限界にぶつかっていた。一方で、機関投資家は比較的規模の大きい業者にしか関心を示さないため、個人業者は事業の売却でも選択肢があまりなかったという。
リマーズは、「アマゾンは多くのツールを提供してくれているが、(必要とされているものとは)まだ大きなギャップがある」と現状を説明。「アマゾンのようなマーケットプレイスでブランドをブームにするためのEコマースプラットフォームを構築していく」と意気込みを語っている。