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5G×メディア×スポーツの未来




「D.LEAGUE」のトップパートナーには、ソフトバンクが就任。ここには今年から商用開始されている5G技術をうまくダンスへと取り入れたいという期待がある。ソフトバンクのサービス企画本部副本部長・原田賢悟氏が登壇し、ダンスと5G映像の親和性について解説した。

既存の人気スポーツであっても、スマホなど手持ちのモバイル端末で視聴するには少々長い。サッカーは1時間半、野球は2時間半……長時間にわたってモバイル端末を手にしたまま視聴するのは少々難儀である。またTikTokに代表されるように、短時間の動画を投稿するSNSアプリの普及により、若い世代は短時間で動画コンテンツを消費する傾向が強まっている。そんななか、わずか数分で勝敗を決するダンスは、モバイルユーザビリティとの親和性も高いのだ。

VR/ARも活用して臨場感を


ソフトバンクの「5GLab」と連携し、「D.LEAGUE」ではVR/ARなどの次世代映像技術が活用される。全試合をユーザーの好きな視点から、会場にいるかのような臨場感で、観戦することができるというのが特徴だ。

また、ユーザーがベストパフォーマンスだと思うチームをアプリを通じて審査し、投票する機能が搭載され、さらに「いいね」を贈ることで、遠隔でもチームの応援をすることが可能になる。公式アプリは無料でダウンロードして見られるコンテンツもあるが、月額550円(税込)で有料会員となることができる。なかなか野心的な試みだと感じる。その世界観は、こちらの動画を見れば一目瞭然だ。



Dリーグ代表取締役COO・神田勘太朗氏は、ダンサーの社会的地位向上へのビジョンについて「これまでダンサーが他のアーティストに比べると良いポジションを獲得することが難しかった。D.LEAGUEではこれを大きく変えたい」と熱くコメントした。「D.LEAGUE」で使用される楽曲はオリジナルで制作され、パフォーマンス後の翌日に配信で世界に広めていく。その収益はダンサーにも分配される予定だ。いわば「ダンサー・ファースト」の具現化だ。

今までのスポーツリーグにはなかった新しい取り組みを、矢継ぎ早に繰り出して来る「D.LEAGUE」の開幕が、いささか待ち遠しい。

連載:5G×メディア×スポーツの未来
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文、写真=松永裕司

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